前回、接写できるオールドレンズを使うようになり、マクロの世界に魅了されたという話をしましたが、
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/ai_micro-nikkor_55mm_f28s/
このレンズは、最大撮影倍率:0.51倍となっています。
一眼レフの世界では、本格的なマクロレンズは、この最大撮影倍率が通常、等倍(1倍)以上であることが多いようで、0.5倍は1/2なのでハーフマクロとも呼ばれているそうです。
そういう意味では、撮影倍率がハーフなまだ浅い段階(?)ということでしょうか。マクロ撮影の世界は、ずっとずっと奥が深そうです。
しかし、このハーフマクロ・レンズの撮影倍率を、0.5倍から1.0倍へと一気にあげてくれる便利な小道具があることを知りました。
それが「接写リング PK-13」です。
AI オート接写リング PK-13
https://www.nikon-image.com/products/accessory/lens_closeup/pk-13/
これを装着するだけで、0.5倍だった倍率が1倍で撮影できるようになっちゃいます。(^_^)v
最大撮影倍率が1倍というのは、カメラのイメージセンサー(撮像素子)上にそのままの大きさで映るということ。
試しに定規を撮影してみました。
↓↓ 接写リングを装着すると ↓↓
めちゃめちゃデカく写せます。
↑↑普通の標準レンズで撮影した場合はこうですが…
↓↓ マクロレンズ(ハーフ)で撮影すると、こうなります ↓↓
↓↓ 接写リングを装着すると ↓↓
で、実は厚さの異なる接写リングもあって、
AI オート接写リング PK-12
https://www.nikon-image.com/products/accessory/lens_closeup/pk-12/
AI オート接写リング PK-11A
https://www.nikon-image.com/products/accessory/lens_closeup/pk-11a/
これらを組み合わせて、さらに高い倍率にしたり、お好みの倍率にすることも可能なのでした。
↑↑ トリミングも加工もなし。ただ写すだけでこうなります。
これらの接写リングを装着すると、暗くなるため、露出を補正したりしなければならないので、
絞り調節もマニュアル操作のAI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sでは、撮影の手間がそれだけ必要になってきますが、
(傷だらけの格安な中古品を入手し使ってますが全然OKです。メルカリで3点セット2500円で購入)
とくに拡大して撮影したい、マクロの雰囲気を出したいという時には、この接写リングは効果的。
おすすめです。