僕が高校生の時にバイト一日目でクビになったお話し。
Twitterで面接落ちたっていう呟きが多いので、ふと昔を思いだしました。
あれは僕が高校二年生の時でした。
バイトを探していたのですが、なんとなくカフェの店員ってかっこいいなと思ったので、某コーヒーチェーンで働いてみようと思い、その時付き合っていた彼女に「コーヒーショップで一緒にバイトしない?」と声をかけたら、すぐOKを貰ったので、とりあえず僕から面接を受けに行きました。
面接は緊張しましたが、店長は気さくなおじさんで
「お店の希望シフトに入れるならすぐに働いて欲しい」
とあっさり決定。
「来週の木曜日に初出勤、その時までに黒い革靴を買ってきて」
との事で、いきなり出勤日が決定しましたが、無事に面接が終わったので、とりあえず面接合格を彼女に伝えました。
「面接受かったよ、来週の木曜に出勤になった」
「おめでとう、じゃあ、次は私が面接受けに行ってくるね」
「うん、両方合格すると良いね。」
後は彼女が無事に面接に合格すれば、一緒にコーヒーショップで働ける。
もし合格したら、一緒に靴を買いに行こうかな。
なんて事を思いながら、数日後に彼女が面接を受けに行き、無事彼女も面接に合格しました。
二人でバイトが出来る!僕と彼女は二人が無事に合格したことを祝福し、一緒に黒の革靴を買いに行きました。
安い物で、大体5000円くらいだったでしょうか。高校2年生の僕にとっては痛い出費でしたが、バイトして取り返せばいいやと、初出勤の日をドキドキワクワクしながら迎えました。
「おはよう御座います!」
お店になるべく響き渡るように大きな声で挨拶し、店長の下へ。
すると店長が
「ちょっといいかな・・・」
と僕を外へ呼び出しました。
(いきなりどうしたんだろう?今のが何かまずかった!?)
不安に駆られながらも、「はい!」と返事をし、外へ出ました。
そこで店長から告げられた言葉
「実は、他にいい人が入ったから、この事は無かったことにして」
と、僕は初出勤で挨拶した早々クビを告げられたのです。
「その靴、いくらだった?」
「えっl?5000円くらいでした」
「じゃあ、これで」
店長は尻ポケットから財布を取り出し、僕に5千円を渡すと
「じゃ、そういうことで」
「あっ、は、はい・・・」
店長は冷たくお店に戻っていきました。
僕は状況が良く飲み込めませんでした。他にいい人?誰だろう?
とにかく、この事を彼女に伝えなくちゃ。
「バイトクビになった。」
「えっ!?なんで!?」
「俺もよくわかんない。出勤したら外に呼び出されて、他にいい人が入ったからって。」
「えー!?そんなのアリ!?信じられない!」
一緒に働けなくなった事に落胆したものの、彼女にどんな人が他に入ったのか初出勤の時に聞いてくるよう頼みました。
彼女の初出勤が無事に終わった日、僕は衝撃の事実を伝えられたのです。
「バイトに受かったの、私だけみたい。」
「えっ!?マジで!?」
「うん、私達以外他に誰も面接に来てないって、今日話した子が言ってた。
あとね、その子が、店長はセクハラするから気をつけてって。」
「うわ!じゃあ、女好きだから女だけ雇ったって事か。」
「そうだね、他に男の子は居なかったし。
とりあえず辞めるわけにはいかないから、働いてみるね。」
「うん、じゃあ、俺は他の仕事探すわ。セクハラ店長に気をつけて」
僕は他のバイトを探し、彼女はコーヒーショップでしばらく働いていましたが、仕事が終わった彼女は毎回僕にセクハラ店長の愚痴をこぼすようになりました。
「店長から電話番号聞かれた。」
「休みの日に食事に行こうと誘われた」
「断ったら、お昼ご飯食べる場所が掃除用具入れにされた」
あまりにも可愛そうなので、僕は彼女に仕事を辞めるようアドバイスし、彼女はその後すぐにバイトを辞めました。
この件以来、某有名コーヒーチェーンは一切利用しなくなり、他のコーヒーチェーンしか利用していません。
バイト落ちた諸君!
落ちた理由はこんなくだらないもんだよ!
君が落ちた面接も、くだらない理由で君が犠牲になっただけかもしれない。
あまり自分の瑕疵を気にしてくよくよせず、開き直って次の面接にトライして下さい!
こういう職場は落ちてラッキーと思うくらいのメンタルだと、落ちた時に
「神様がこの職場は危険だから、あえて落としてくれたんだ」
みたいに思えるので、気持ちが楽になりますよ。