今日の記事は、前回の記事に頂いたコメントを読ませていただいて思いつきました!
manaさん ありがとうございます
(ごめんなさい・・・お名前の前後の模様のつけ方がわからなくって・・・)
さて、前回から一週間以上も間が開いちゃって申し訳ないです
今日のテーマは
医師は患者にどこまで説明するのか
患者はどこまで知りたいのか
です
がんって大きい病気をしたら、医師は病気のことを全部患者に説明するべき!
って、ゆうは思ってました
なので、最初に組織診をした病院で、がんのことを色々と教えてもらう気まんまんだったのですが・・・・
あえなく撃沈・・・・
詳しくは、ゆうの以前の記事・・・「不信」 前後に詳しく書いてありますよ
そこで、
もっと詳しく説明してくれる、患者を人間扱いしてくれる、親切な病院は無いのか!
って怒り心頭で北大にたどり着いたわけなのです
北大での初めての診察の前に、問診表を書きますが
そこに、何度も何度もしつこく
「病気のこと、治療のこと、何でもいいので詳しく教えてください」
って、書きました
そのお陰なのか、もともとそうだったのかは分からないですが、詳しく丁寧な説明に感動
治療を北大で受けるかどうかの意思の確認もしてくれて・・・
ゆうは、安心して治療に専念できることが出来たのです
その後、医療従事者に
「何か要望はありますか?」
と、聞かれるたびに
「全部教えてください!
注射をするときは、注射の内容、理由、メリットとデメリット
治療をするときは、治療の詳しい内容、何故その治療なのか・・・・とか
とにかく、自分の体にすることは全部把握しておきたいんです」
って、呪文のように繰り返しました
なぜなら、知っておきたかったから
たった一本の注射でも、ゆうの体が拒否反応を起こしたら、体調がどうなるかわからない
でもそのとき、
拒否反応を起こしたらこうなる
って、知っていたら、冷静でいられるし、看護師さんを呼ぶことも出来る
なにせ、初めての病気だから、何が緊急事態で何が緊急じゃないかが分からなくって・・・
知識があって、冷静でいられれば、きっと乗り越えていける
そう信じてました
なので、
とにかく色々教えてもらいましたよ!
おなかに力が入らないときに起き上がるコツから
がんが転移した場合に、どういう順番で転移するのが多いとか・・・・
教えてもらうことで、医師や看護師さんと仲良くなったり
その情報を共有することで、他の患者さんとも仲良くなって・・・
そのうち、患者仲間さんから、素敵なあだ名をもらいました
「なんでちゃん」
ゆうは、何にでも、誰にでも、
「なんで?なんで?おしえて?」
って、言うんですって・・・・・
点滴替えるときも
「次の点滴は何?」
って聞いたら
「でた!なんでちゃん!」
って、つっこみ入れられちゃって・・・
でもね、ゆうにとっては、嬉しいあだ名なのです
だって本当に「なんでちゃん」なんですもの
さて、この、なんでちゃんゆうですが
抗がん剤を終えて、通院生活に入って、やぶ氏と外来でお話しているときに、
やぶ氏の一言に、ぴくっと反応してしまったのです
「こわいから、治療の内容も、今後のことも知りたくないって患者さんもいるからね」
なんでちゃんこと、ゆうは、びっくし!
知らない方が・・・・怖くないの・・・・?
ん・・・・?ってことは、教えてくれって言わなければ、教えてくれないの?
このとき、やぶ氏とお話した内容は忘れちゃっているのですが
医師も、相手の反応を見ながら説明するのかもしれないな・・・って思いました
絶対説明しておかなければならないことと、絶対ではないこと、の境界線があるんでしょうね(きっと)
ゆうは、最初から「なんでちゃん」を宣言していたので、
怖いことも、嬉しくないことも、教えてくれたけど
「そんなこと聞いたら、心が折れちゃいます」
って患者さんには、あまり説明しないのかも・・・・・(あくまで予想ですが)
そして、思う
がんって病気の全部を教えてもらう気まんまんだったけど・・・がんの全部ってなんだ?
あぁ・・・自分でもわからなくなってきた
気分は、「アルジャーノンに花束を」の主人公です・・・迷宮迷宮・・・・
このブログを読んでくださってる方は、
これから治療が始まりますって方や
今治療中ですって方
いろんな状況の方がいると思うのです
なので、(気持ちは色々と辛いけど)
一度、考えてみて欲しいのです
自分は、どこまで知りたいか
そして、「なんでちゃん」タイプなら、それを宣言してみてください
きっと、色々と教えてくれますよ
もちろんその情報の中には、怖いことも、嬉しくないこともあると思いますが・・・
「なんでちゃんだけど、こわいことはききたくない」って宣言も有りですよね~
「あまりききたくない」って方も、その思いを伝えた方が、上手くいくと思うのです
自分は、こういう医療を受けたい、こういうことがきらいで、こういうことが好きです
って、高らかと宣言してみてください
ゆうは、(こう書くと、ちょっと偉そうですけど)
患者(とその家族)と医師と看護師は一個のチームで、
患者の意思がチーム全体にちゃんと伝われば
きっと、いい治療が出来て、いい入院生活が送れる
辛いことも、きっと乗り越えられる
って信じてます
なので、「自分はこうです宣言」がんばってみてくださいね
今日も読んでくれてありがとう
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