Very Best of UK Hits 1981 #18 | 80年代の洋楽とか

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80s洋楽が記事の中心です。それ以外はゲーム、日本の懐メロなど、興味があればなんでも取り上げます。

1981年のUKヒットから厳選し、CD1枚分に収めました。
今回はその18曲目です。
曲数からして、終わりが近づいてきた感じですが、

今回はすでに別名義で登場しているグループが再登場します。


Flash / Queen
「フラッシュ・ゴードンのテーマ(フラッシュのテーマ)」クイーン

 (新・日本の80s洋楽ヒット148)
全英10位/全英42位/オリコン73位

 

 

 

1曲目に「アンダー・プレッシャー」でデヴィッド・ボウイとともに登場したクイーンが再登場です。

この企画では同一アーティストの曲は2曲以上入れないルールにしていますが、

「アンダー・プレッシャー」はデュエットですので、

クイーン単独とは別名義となり、収録が可能になります。

 

全米チャートで2曲のシングルNo.1を出したアルバム『ザ・ゲーム』。

それに続くアルバムはなんと、映画「フラッシュ・ゴードン」のサウンドトラックでした。

この曲はアルバムにも収録されていますが、

中で使われている映画のセリフが全く異なっています。

また原題はシングルとアルバムでは異なっています

(アルバムでは"Flash's Theme"、シングルは"Flash")。

 

 

この曲、かなり好きです。

理由は、クイーンにしか作れない、出せない曲だと思うから。

サントラということもあってか実験的で、いわゆるポップソングの体をなしていない。

イントロのベース音、フラッシュのコーラス、特徴的なドラムとギター。

これが曲としてアルバムに入るのであればまだしも、シングルで出るというのがすごい。

しかもそれなりに結果も出てますし。

まあアメリカについては先述した大ヒットの後ということもあるでしょうけど。

 

成績については、この曲は1980年11月にイギリスでリリースされたのですが、

全英チャートではしぶといチャートアクションで、

年が明けてからTOP10入りを果たしました。

このケースは全英チャートでは当時からよくあることで、

クリスマスにチャートアクションが鈍化し、

年明けに再度活発になる傾向があります。

これは、クリスマスソングが大挙してチャート上位に入るようになった今も変わりません。

リリースが1980年だからなんでしょう、「NOW YRARBOOK」では1980年版に収録されています。

また日本では1981年1月にシングルがリリースされています。

 

最後に、オリジナルジャケットもご紹介しておきましょう。

 

 

日本版シングルでも採用されている、『フラッシュ・ゴードン』の

黄色いアルバムジャケットを見慣れているとちょっと違和感を感じますけど、

スペースオペラですので、これはこれでありでしょう。