1981年のUKヒットから厳選し、CD1枚分に収めました。
今回はその17曲目です。
11曲目の「ショッキング・ビートルズ45」以来、通算4曲目の、
日本でのオリコンチャートに入った曲になります。
Wordy Rappinghood / Tom Tom Club
「おしゃべり魔女」トム・トム・クラブ
(新・日本の80s洋楽ヒット147)
全英7位/オリコン37位
トム・トム・クラブはトーキング・ヘッズから派生したバンド。
おニャン子クラブに対するうしろゆびさされ組のようなものでしょうか(笑)。
アメリカではヒットしたのは「悪魔のラヴ・ソング(Genius Of Love)」のほうでしたが、
イギリス、そして日本ではこの「おしゃべり魔女」のほうがヒットしました。
この2曲は「おしゃべり魔女」はテンポが速く、
「悪魔のラヴ・ソング」はそれと比べればゆったりしていますが、
アメリカではゆったりしたほうがヒットしやすい傾向にあるので、それが関係していそうです。
日本ではディスコでもかかっていたようで、懐かしいと思う方も多いことでしょう。
タイトルにもあり、またジャケットにも書かれているように、
サビ以外は全面的にラップになっています。
またサビが♪ランサンサン、アーランサンサン...と意味不明な言葉になっていますが、
有名な童謡からインスパイアされたようです。
日本でのシングルは、US12インチヴァージョンが入っていたようです。
1982年当時は、12インチシングルというフォーマットが日本では定着していなかったので、
7インチシングルで出したのでしょうか。
この曲はイギリスでヒットしたのでUKコンピにも入っているんですが、
私が当時聞いたヴァージョンが、UKコンピにはない。
なんでかと思っていたんですが、そういうことだったんですね。
以下が、当時の日本のシングルヴァージョンです。