「サイボーグ009」の新しいアニメ、「サイボーグ009 ネメシス」。
これのためにDアニメストアと契約し、見てきました。
「これのため」といってもお金を追加で払っているわけではなく、
自分はケータイをドコモMAXで契約しており、
そのおまけとして有料の動画配信サイト4サイト中2サイトを無料で見れるので、
先月まで入っていたDAZNからDアニメストアに切り替えた次第です。
W杯も終わったしそこまでスポーツを見るわけでもないので。
全3話という構成は、「サイボーグ009vs.デビルマン」などと同じですね。
1本あたりは30分アニメの尺です。
ゼロゼロナンバーに対して「新ゼロゼロナンバー」が敵として登場する、といった展開。
平和を望むという点は一致しているものの、そのために取る手段が大きく異なっており、
ジョーたちとは敵対する形となります。
序盤の展開は割と性急な感じで、導入から一転、突然ジョーがネメシス側の009、グラビドンと対決します。
3本構成にするために少しカットして詰め込んだのかな、と思える部分でした。
絵のほうは、最初は微妙な感じでしたけど、見ているうちに慣れてきました。
絵に関しては「009 Re:Cyborg」が素晴らしすぎたので、あれと比較するのは酷だと思っています。
00ナンバーのキャラクター造形は、その「Re:Cyborg」以降の形を踏襲している感じで、
それぞれ少しずつリアル寄りにアレンジしているように見えます。
ギルモア博士やジェット、張々湖の鼻はだいぶ小さくなりました。
びっくりしたのが声優陣。
自分はそれほど詳しいわけではないんですけど、それでも知っている名前がバンバン出ていて、
力が入っているなと思いました。
アルベルトが杉田さんとは驚きでした。敵009の中村さんも良し。
早見さんのフランソワーズは知名度優先かもしれませんが、合ってたのかなあ。
009の弱点は、集団ヒーローであるがゆえに、1人1人の描かれ方に強弱ができるというところ。
ただ今回は、第2話でそれぞれ1対1の対決として描いていたので、
各キャラクターがクローズアップされていました。うまいやり方ではあります。
今回主役級の活躍だったのは、イワン、フランソワーズ、そして張々湖でしょうか。
特に張大人は、最初は全然活躍していなかったんですが、一番の見せ場を作ってます。
ストーリーは、言ってしまえばありがちな展開で新味は薄いものの、
009のストーリーとしてはありかな、と思わせるところがありました。
"Conclusion GOD'S WAR" よりもいいかも、と思えるレベルです。
終わり方は009っぽいというか石ノ森っぽい、唐突な終わり方で余韻があります。
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見た後に思ったんですが、サイボーグ009って、
ヨミ編で終わっていればきれいな終わり方だったといわれてますし私もそう思いますけど、
終わらなかったから、今に続く作品になったように思います。
各メンバーのキャラの掘り下げも、60年代の純粋な少年マンガ時代は
キャラを深掘りするような発想はなかったので、当然009も掘り下げられることはなく、
70年代の少女コミックでの復活以降、特に少年サンデーの連載時になされているものがほとんどです。
75年の復活以降の評価が低い009ですけど、今もいろいろなスピンオフが生まれるのは、
この復活があったからだったんじゃないかと思った次第です。
そうだ、1つ気になる点を。
この作品を見るにあたって、009の予備知識がないとつらいと思います。
各メンバーの特徴がわかっているから面白いんですが、全く解説がありませんので、
なんで006は火を吐くの? などと思ってしまったらちょっと厳しいです。
その意味ではファン向け作品かもしれません。
簡単に言えば、
001(イワン):超能力
002(ジェット):飛行
003(フランソワーズ):視力と聴力(今回はとてつもなく強化)
004(アルベルト):全身武器
005(ジェロニモ):怪力
006(張々湖):火炎噴射
007(グレート):変身
008(ピュンマ):水中
009(ジョー):加速装置
これだけでも押さえればずっとわかりやすく、面白くなります。ご参考までに。





