1982年のUKヒットセレクションから漏れた曲の中から、
USヒットを集めてCD1枚分に収めました。
今回は2回目となります。
この特集では、紹介順が変則的で、
新たに「新・日本の洋楽ヒット」としてご紹介する曲は1回で1曲をご紹介し、
それ以外(オリコンチャートに入っていない、または入っているが既に紹介済みの曲)は
1回で3曲をまとめてご紹介します。
これを交互に繰り返していきます。
またこのため、仮想CDの収録順とは異なる順番で紹介していくことになるので、
実際の曲順はまとめのところでご紹介することにします。
ということで偶数回では3曲を一気にご紹介します。
Cool Night / Paul Davis
「クール・ナイト」ポール・デイヴィス
(新・日本の80s洋楽ヒット036)
全米11位(年間52位)/オリコン94位
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240601/17/shooo5-mob/c6/9e/j/o0600059915446090570.jpg?caw=800)
前回言い忘れていましたが、選曲基準の1つに、
音源を所有していることがあります。
いつものことなんですけど、実際に自分がCDを作成することを想定しているので、
音源は必要になります。
さてこの曲ですが、TOP10入りはしていないものの年間チャートでは健闘しています。
この1つのからくりとして、この年はTOP10ヒットの数が少なかったことがあります。
夏ごろまではゆったりとしたチャートアクションになっていました。
とはいえこの曲、いかにもポール・デイヴィスらしさを感じるAOR感満載の佳曲で、
だからアルバムから最初のシングルになったんでしょうけど、
日本でもちょうど映画「なんとなく、クリスタル」に彼の「アイ・ゴー・クレイジー」が
使われてヒットした影響もあり、この曲もオリコンチャート入りしています。
Open Arms / Journey
「オープン・アームズ(翼をひろげて)」ジャーニー
全米2位(年間34位)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240601/17/shooo5-mob/01/70/j/o0590059915446090644.jpg?caw=800)
ジャーニー最大のヒットで、惜しいところで1位を逃していますが、
その割には年間チャートの成績は今一つです。
ビルボードの年間チャートは長く入ったほうが成績が良くなる傾向があるので、
この曲は詳しくは知りませんが、ほかの曲に比べてチャートの動きが急だったんだと思います。
スティーヴ・ペリーが歌い上げる壮大なバラードで、
これは売れて当然といった感じではありますけど、
それにしてもアルバムから3枚目のシングルで連続TOP10入り、
しかも自己最高の2位というのですから大したものです。
Shake It Up / Cars
「シェイク・イット・アップ」カーズ
全米4位(年間23位)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240601/17/shooo5-mob/ae/6e/j/o0600060015446090685.jpg?caw=800)
今回の3曲は、いずれも全英チャートの75位以内には入っていません。
(ここで載せる全英チャート成績は75位以内としています)
この「シェイク・イット・アップ」は、
自分のブログでは初めて取り上げた気がします。
カーズというとクセのあるサウンドで、
アメリカンロック+ニューウェーブみたいなイメージですけど、
この曲はポップなサウンドで、それがこの4位という結果につながっているんでしょうね。
日本では当時あまり知名度がなく、それほど売れなかったと記憶しています。