1981年のUKヒットから厳選し、CD1枚分に収めました。
今回はその9曲目です。
前回は久しぶりに全米でもヒットした曲でしたが、
今回は安定の? 米日ノンヒットです。
Making Your Mind Up / Bucks Fizz
「恋のハッピー・チャンス」バックス・フィズ
全英1位(年間8位)
バックス・フィズは男女2人ずつのヴォーカルグループ。
どうやら、この曲でユーロ美人・コンテストに出るために結成されたグループのようです。
その目論見は当たり、イギリスで初めてユーロビジョンコンテストの
グランプリを獲得しました。
その勢いのままに全英1位を獲得、年間でもTOP10入りとなります。
確かにポップな曲で売れ筋ですので売れるのはわかりますけど、
ここまでヒットが大きくなったのはステージ上のパフォーマンスでしょうかね。
かつて子どものスカートめくりは定番で、今ではアウトですが、
この曲ではスカートめくりどころか、スカート脱がしを敢行しています。
1曲のために結成されたグループは、その1曲だけで終わることが多いと思います。
バックス・フィズもこの後の2曲はTOP10に届かず、同じ道を行くかと思われましたが、
4曲目の「夢のワンダー・ランド(Land of Make Believe)」で再びNo.1ヒットとなったのは、
製作陣の意地だったんでしょうか。
なお、彼らは1984年にこんなカヴァー曲を歌っています。
(全英最高15位)