元々私達が住んでいた所はドイツでもかなり暖かい地方。桜が見える城や公園、少し州をまたげば桜祭りにも行けるくらい、至るところに桜があった。
が、今住んでる、そしてこの先も住むところは、ドイツの中のスイスと言われる地方。
寒い。
それでも、春らしくなってきて、桜が恋しい私達夫婦。ただ、まだ新参者なので、どこに行けばいいのかわからない。
ホテルのオーナーや近所の人に聞くと、ニュルンベルクの北にカルヒロイトという町があり、そこは有名だよという。
OK、幸い今日はサマータイムに変わる日曜日、暖かいし、ハイキング日和
エッグハント以外の予定もなし
というわけで、お弁当作って行ってきた。
が、
何もない。
菜の花畑もまだみたい。
あったのはハチミツ作ってるところ。
まぁ、それでも花なんか見ちゃいない子供達。
色んな蝶々を見て喜んでたし、5キロくらいのコースをちゃんと歩いてくれた。
桜はなかった。
というか、
そもそも桜はないみたい。
案内板にはこの町の売りのさくらんぼの木が生えてるよと書いてある。
ドイツ語で桜はKirschblüte(キルシュブリューテ)
さくらんぼはKirsch(キルシュ)
花が咲くことをBlüten (ブリューテン)
という。
グーグル先生によれば、同じバラ科さくら属で、種が違うらしい。
ドイツ語だと一緒くたにされちゃってる。
私は、さくらんぼの白い花じゃなく、
薄ピンクの花が見たかったんだよ
今度から何色か聞かなくてはと思った。
ちなみに、唯一綺麗に咲いていたスタート地点の駐車場の花達。