体長130cm 世界第2位の大きさだったオオサンショウウオのフジちゃんが95歳で逝った。
彼は、やましろ観光のスターだった。
農業祭などでは、タライに入れられて展示されたり、いろいろなイベントで引っ張りだこだった。
大正時代から老舗の呉服屋さんの井戸で飼われていたのを昭和中期に商工会がもらいうけて世話をしていた。
フジちゃんの好物は生き鮎だった。
生きた鮎を飼育池に入れてやると水ごと吸い込むように食べたものだ。
95歳というのも大正時代に呉服屋さんが飼い始めてからの年齢なので実際の年齢は不明らしい。
山口大学大学院の方で骨格標本にされて、博物館に飾られると聞いた。
フジちゃん ありがとう。
いつも散歩するおばあちゃんも「フジちゃんがおらん(いない)けえさびしいねえ」