農商工連携 最終講義研修は1月20日!
平成22年度農商工連携等人材育成事業、最終の講義研修は
1月20日(木)午後1時30分から開催です
豊かな森の恵みを活かす農林商工連携の為の研修会です
テーマ:特殊乾燥技術による農林商工連携戦略
講師:「愛工房」東京・板橋研究所 伊藤好則 氏
今、林業業界の救世主と言われる程の伊藤好則氏は、
日本の山を何とかせんといかんと杉への思いと寝食も
忘れた熱い情熱で低温乾燥機を開発。マスコミでも連日
取り上げられています
2010年9月19日、がっちりマンディー でも放映されました
受講申込みは、1月14日(金)迄です。
木材や農産物の乾燥技術を活かした実際の取組み事例の講演のほか
愛工房から生まれた人と地球にやさしい商品の体験
木工品の各種展示
野菜や果物などの乾燥した各種農産物の試食
杉のお茶の試飲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・などがあります
農商工連携講義研修17&18
12月17日、プロジェクト立ち上げ等の事業プラン作成
講師:荻野克彦 氏
都市は金が無ければ買い物も人付き合いもできない消費優先社会
比較優位の原則・交換価値は、お互いに開きがある者同士の間で価値を生み相互利益をもたらす
効率主義と平均化・どんな地方の都市に行っても同じスーパーとファストフードの店がある画一化社会。風土と伝統もあったものではない
時代の推移・今日の経済は人間の技を機械に置き換えることで成長。市場の論
理で生産性の低い産業を淘汰し、合理化と効率化とで生産性を高めスケールメリットを追求してきた
人間不在・・・成長に伴い発生するはずのコミュニケーションや信頼関係、人間同士の関係=絆はどうでもいい。むしろ積極的に人間を除くことで価格を下げる。ビジネス第一の人間による付加価値を認めない社会
知恵の見せどころ・世界中から安いものを仕入れて他より安い価格で経営者の知恵の見せどころ
関係重視社会へ・風土性と歴史性と、その歴史を大事にする価値観。ゴッドフ
ァーザーに象徴される家族の絆。それらはみな、現代が失って来たものだ。
地域の可能性・現代社会=都市生活者が失ったものにこそ可能性。人間不在のシステムの対極は人間的付加価値。経済価値に代わる誇り
地域の取り組み・地域経済は市場競争による均一化ではなく、システムでもマ
ニュアルでもロボットでもない人間による手仕事的な経済。地域ならではの付加価値は人間の技によってこそ付けられるべきもの。それが観光資源となって人を集めるような地域循環経済の確立を目指す
地域振興は・・・「成長」のために切り捨てられた「豊かさ」に気づくこと
源。農・工ばかりでなく例えば郷土料理、域内の食材をおいしく調理して供するなど工夫と創意祭や郷土芸能、民謡や民話の保存、郷土史の編纂など。地域の中にあるいろいろなことに「気付く」こと
まず、自作自用・・・自分たちの力で自給自足的スタート。関連イベント、広場や駐車場、売店や工房、宿泊設備などのインフラ整備を平行して進める
ブランドの確立・・・良質なものを適正価格で作り出す足腰の強さと、他との違い。ブランドはこの二つの要素から成り立っている
事業計画に必要なノウハウ・・・具体的な策定・・・など
プログラム15
講師:小野寺 剛 氏
テーマ:『事業計画に必要な法的な知識・行政論・リスク等』
『事業計画に必要な法的な知識・行政論・リスク等』
相談先となる専門家
税理士 確定申告(法人税、所得税、消費税等)年末調整、贈与税、相続税、事業承継、税金に関する相談や資金繰りの相談
司法書士 不動産登記、商業登記、裁判書類作成、簡易裁判所での訴訟代理、事業登録申請の相談
社会保険労務士 雇用保険、労災保険、社会保険の手続き、助成金申請代行、就業規則の作成、給料計算、雇用、労働保険の相談
行政書士 官公に提出する許認可等申請書類の作成、提出手続きの代理、遺言書等の権利義務、許可、認可申請、効力の相談
弁護士 法律相談、示談交渉、民事及び刑事の訴訟事件、行政庁に対する不服申立、第三者がいる場合の争い時の相談
弁理士 特許庁に特許申請して権利を登録する申請手続き、ライセンス契約、開発、発明し登録したいときの相談
中小企業診断士 中小企業の経営全般にわたって調査分析を行い、改善方法をアドバイスする
ファイナンシャルプランナー 将来に向かっての資産形成プランを立てる
不動産鑑定士 土地や建物の鑑定評価、不動産の最も有効な活用方法や相続についてのアドバイス、土地、家屋を持った時の調査
資金調達とは、事業に必要な資金を調達することをいう。
資金とは、事業を営むにあたって、その元手となるお金のこと。運転資金ともいう。
プログラム16
講師:小野寺 剛 氏
『具体的な事業計画・策定』
PDCAサイクル Plan/Do/Check/Actionの頭文字を揃えたもので、計画(Plan)→ 実行(Do)→ 検証(Check)→ 改善(Action)
の流れを次の計画に活かしていく経過・過程のことを言う。Plan 目標を設定し、実行計画を立案する。その際、なぜそのような目標を立てるのか、なぜそのような実行計画を立てるのか、自らの仮説に立脚した論理的なPlanである必要がある。Do 計画を周知徹底して実行する。Check 実行した内容の検証を行う。特に、計画通りに実行できなかった場合、なぜ計画通りに実行できなかったのか、要因分析を入念に行う必要がある。Action 検証結果を受け、今後どのような対策や改善を行っていくべきかを検討する。
経営計画
1 経営環境の現状認識
2 経営戦略
3 経営課題と実施施策
4 経営目標
5 前回の中期経営計画の実績
6 事業計画の構造
7 利益計画
8 キャッシュフロー計画
9 売上計画
10 売上原価計画
11 生産計画
12 製造原価計画
13 購買計画
14 設備投資計画(生産部門)
15 人員計画(生産部門)
16 販売費 一般管理費計画
17 設備投資計画(販売 管理部門)
18 人員計画(販売 管理部門)
19 研究開発計画
20 資金繰り計画
21 支払金利計画
22 売掛債権計画
23 買掛債権計画