青沼どぶろく祭
村人が杜氏の奇祭
ふるさとの酒を造る郷土の伝統文化を伝承していく茨城県行方市
青沼の住民達その年収穫した新米でどぶろくを造る
勤労感謝の日に開催
祭のちょうちんは、ああ
あ
茨城県行方市青沼地区の春日神社には例祭「どぶろく祭」があります
奇祭 青沼どぶろく祭
日時 11月23日(金)開催
ココ
場所 茨城県行方市青沼 春日神社
青沼のどぶろく祭は、毎年11月23日勤労感謝の日に行われ、多量の
濁酒を造って神前に供え、参拝者や氏子たちに、その御神酒を振舞う
全国的にも珍しい祭りであります
平安初期、奈良の春日神社から分社して、この地に神社を建てた際、その祝いに酒
を造って飲ませたのが起源と伝えられています
平安の香りほのか
どぶろくを造って神前に捧げ豊作を祈ったことが起源で、その後、
青沼地区の四つの村の総代表を招じて豊年満作を感謝する祭りとして
行われています
平安時代の浪漫が ここにはある
青沼の当番の組が、その年収穫した新米で、10月下旬から準備をはじめ神社の境内で、本仕込みをし夜昼見回りを続けて温度を調整していきます
どぶろく(濁酒)とは、炊いた米に米麹や酒粕等に残る酵母などを加えて作る酒です
笑顔がこぼれるね
うふふ
どぶろく祭は、当番の人が新米を使って酒造蔵でどぶろくを仕込み、朝早くから境内を清め、参拝にくる人たちをにごり酒で迎えます
御神酒は、神様のお酒
酵母が生きていますので、ビンやふたなどに栓をしますと爆発することがあります。注意してください。
爆発するお酒なの
あまり目にすることができないどぶろくが飲める貴重な機会だし~
一年に一度のチャンスだわ
香りは甘みがある
むむ
盃で粋にごくっ うんめー
おかわり~
じゃないし~うふ
甘酒をすっぱく原酒にしたような刺激的な
どうぞどうぞ
のまっせぇよ
爆発するって
うう~
まったりと 芳醇で 体があったまる感じ
醸造したどぶろくは、酸味と香りと甘みのバランスが何ともいえません
こうした素朴で珍しい祭りだけに、いまや青沼地区だけの祭りではなく、広く他県からの参拝者も多いのです
本殿では、来年の祭の受ける組との引き継ぎ式が行われていました
祭開催前には、潮来税務署による酒税の検定が行われ、酒税が納められます
関東地方では唯一、濁り酒の醸造が許可されている神社
いにしえの時代から伝承されている味
祭の楽しみは、夜店でーす
境内には、夜店も たくさん出ています
今年は、青沼青年団の演芸会がなかったの
もうっ
さみしいわ
わ~ん
射的ゲームは どこでも人気です
たこやきぎゃあ~
わいわい
こんなタコが入っている おいしそう
食べ物には 思わずにっこり祭の楽しみ
どぶろくで乾杯
茨城のボジョレー・ヌーヴォーかしら
毎年11月第3木曜日解禁のフランスのワイン
ボジョレー・ヌーヴォー
(Beaujolais nouveau)
どぶろくは、行方のボジョレー・ヌーヴォー