常陸国風土記でまちづくりの行方市
ココ
常世の国行方市から全国へ
常陸の国は常陸国風土記から常世の国とも呼ばれていて、その語源は「面積はすこぶる広大で、境界もまたはるかに遠く、土壌は肥えに肥え、原野はゆたかなうえにも豊かである
耕し墾かれた処と海山の幸にめぐまれて、人々は心やすらかに満足し、家々は充ち足りて賑わっている。いわゆる、海の宝庫・陸の宝蔵、膏したたる物産の楽土であるゆえに、常世の国と言われた」 と言われている
神の国日本のヤマトタケル
風土記(ふどき)とは、奈良時代初期の官撰の地誌全国で5つの国しか残っていない
出雲国
がほぼ完本で残り、播磨
(兵庫)、肥前(佐賀、長崎)常陸国風土記
、豊後
(大分)が一部欠損して残っています
なんと 行方は
行方郡は省略なしで欠如しないで完全に残っているのです貴重なものです
713年「風土記」編纂から2013年で1300年を迎えます。
「常陸国風土記」で唯一省略されていない「行方条」の遺称地の中心として行方市では編纂1300年を迎える2013年まで「風土記1300年日本源流の祭典」として様々なイベントを行い全国へとPRをして参ります。
行方市は、「風土記1300年日本源流の祭典」創設しましたココ
彫刻家 宮路久子さんと行く
常陸国風土記の行方郡の旅
(なめがたのこおり)
鹿児島県出身の宮路さんは、行方市沖洲玉造に住んで約30年。二科会会員常陸国風土記に記された行方郡玉造地方の
ヤマトタケルノミコト伝承を彫刻作品で表現しています
網状の銅メッシュで銅の原型を作り、その上から直に銅線を細かい点の集合体として溶接していく技法で、行方の風土記シリーズを作りました
一緒に行方の風土記の世界へ
行方市内にはたくさんのヤマトタケルノミコトの遺称地があります
そこには力強い若々しい彫刻が建っています。
二科会員彫刻家宮路さんと、作品の元となった常陸国風土記にくわしい海老沢幸雄さんがいっしょに歩いて、詳細に解説をしてくださいました
教員退職後、玉造町教育長を経て、玉造郷土文化研究会長、現在は行方市文化財保護審議委員です
行方郡巡行の足跡ココ
ヤマトタケル伝承の彫刻 その1
鴨ノ宮 鴨の飛び渡る(鴨野)
羽ばたく鴨を弓で射るヤマトタケルをモチーフ
船で登ってきたら たくさんの鴨がいた弓で射ったら、バタバタと鴨が落ちてきたと書かれています
ヤマトタケル伝承の彫刻 その2
ヤマトタケルのお后さま弟橘姫命
行方市羽生の橘郷造神社は、弟橘姫命(おとたちばなひめのみこと)と木花開夜姫命
(このはなさくやひめのみこと)を祀っており、平安時代の歴史書三大実録にも登場するなど古い歴史を持っています
なんと神々しく 優しいお后さま
地域の皆さんが、大切に綺麗にしてくれていますと宮路久子さん
ヤマトタケル伝承の彫刻 その3
霞ヶ浦ふれあいランド虹の搭ココ
大勢の人が見ている場所に建っています
現原丘(あらはらのおか)を向いている若々しい倭武命の彫刻です
現在の行方市芹澤地区のことです現原丘で、行細国(なめくはしのくに)行方と命名されました
現原丘から下るとき、さお、梶が折れたので梶無川と命名しました
草薙の剣を持っている
天皇の三種の神器(天孫降臨 の時に、天照大神 から授けられたとする鏡・剣・玉を指し、日本 の歴代天皇 が継承してきた三種の宝物)
記紀神話では須佐之男命
が出雲で倒したヤマタノオロチ
の尾から出てきたと言われる
ヤマトタケル伝承の彫刻 その4
あのこんもりした一角が玉清井
玉清井(たまきよい)は,風土記によれば「日本武尊が当方征伐の途中ここにおいでになり,清泉の湧き出るのを見てこれをすくおうとし誤って曲玉を水中に落としてしまったので,この泉を玉の清井と言う」とのことです
で・・・・でたあ
・・・おっかねぇこわいよ~
こんこんと清い水が
その名の通り井上地方は水が豊富で,この玉清井をはじめ最近まで水が滾々(こんこん) と湧いていた所がありました
東国を巡視の倭武命が、途中に槻野にお出でになり勾玉を清めたと伝えられています
行幸に勾玉を清めているスマートな倭武命
彫刻と景観で故郷を再発見
玉造の由来は、曲玉を作る一族、玉造部が住んでいた所からと言われる
古墳時代 霞ケ浦古墳文化圏の中心的存在だった玉造の豊かな歴史性とロマンを発見してほしい
彫刻に表現された古代の玉造
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