
(再)土 4:30~4:55、
(BShi再)木 7:00~7:25
水面みなもの揺りかご
~茨城県 霞ヶ浦~
霞ヶ浦と共に生きる人々には待ちに待った季節が来る
漁師たちはこの時期ならではの天然うなぎを狙って舟を出す
さらにコイの養殖にもうれしい出来事があった。6年前コイヘルペス病で壊滅的な打撃を受けたが、この春、5年ぶりの養殖が再開されたのだ。今はコイの産卵時期。新しい命が希望を乗せて生まれる。
水ぬるむ霞ヶ浦を訪れる旅 なめがた


コイの養殖業者。高校を卒業して以来、コイの養殖一筋。現在はコイやナマズの加工も手掛ける
船で霞ケ浦の沖のあみいけすへ
お腹がパンパンの鯉です恋の季節
仲間と一緒に陸上のおかイケスに移します
ひのきの枝などをいっぱい入れると
そこに 卵を産みます
コイの乗っ込みでは、一尾のメスを追いかけるように、一から数尾のオスが群がって泳ぎます。オスはメスが卵を植物に産み付けるチャンスを逃すまいと追いかけるので、メスが恋の行方の鍵を握っているかのようです
木々の緑が芽吹き始めるこの季節は水の中の生きものも活動が活発になります産卵に向け活動活発
あらっ
真珠のような卵が
きれい
霞ケ浦の水は生きている
あの水がないと だめなんです
そして 一週間経つと 孵化して稚魚に
竹石さんと国井アナウンサー
とっても うれしい瞬間です
これから コイの養殖を頑張ります
コイの名前の由来
肥えた肉づきからとか、味が他の魚よりもおいしい(超えている)からなど諸説が存在しますが、日本書紀に登場する景行天皇の恋物語からとの説もあります
雄と雌の鯉の腹合わせ
漁師が多かったこの地域では、
めでたい席に、必ずといっていいほど
鯉の腹合わせを貢物としています
男女の結納の席にも登場します
霞ケ浦周辺の一部の地域では結婚式の席で鯛(たい)ではなく「鯉(こい)の腹合わせ」といって二匹のコイを使い、子孫繁栄を祈願します。
また、五月の節句が近づくと大空に泳ぐ「鯉」が見られます。この風習は古く中国の故事に由来し、黄河中流の竜門という急流を登ることのできたコイのみが竜になれたことから、江戸時代に男児の立身出世を願うために始まったといわれます。「登竜門」という言葉もここから生まれました
鯉を食べて健康に
鯉は食用魚ばかりでなく薬用魚として価値の
あることも先人は体験してきました
そして、今、行方バーガー
地元の養殖ゴイの切り身を甘い照り焼き風に仕上げた川魚特有のくさみを取った上に小骨も丹念に切り、食べやすい極上のテイスト
380円
鯉のファーストフード
新しい行方の味ですココ
行方市観光物産館 こいこいで販売