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茨城新聞に掲載
霞ケ浦 外来魚
バーガー、ハム、肥料・・・特産に
霞ケ浦で漁業への打撃などから厄介者となっているアメリカナマズやハクレンなどの外来魚。
アメリカナマズ
巨大魚 ハクレン 最大で1.5mになる
5年ほど前までは焼却や地下に埋めるなど処分していたが、食品化や肥料開発など活用を図る取り組みが広がっている
エリザベス
「軟らかくておいしい。水族館で見たことはあるけど食べられるなんて」
行方市麻生商工会が提案したご当地バーガー「なめパックン」(480円)は地元の小学生にも人気だ。アメリカナマズのカマ肉と特産レンコンなどを組み合わせ低カロリーに仕上げた
行方バーガー
アメリカナマズとレンコンなどを組み合わせて作ったバーガー「なめパックン」を食べる地元の学生=行方市
人気【NO.1】なめパックン
養殖アメリカナマズの極上カマ肉
のスペシャルDXバーガー480円
霞ヶ浦で捕獲したなまずの稚魚を養殖して特有の泥臭さを抜いた。3~4キロ・グラムの成魚から200グラムほどしか取れない胸びれ部分の「カマ肉」を、地元産レンコンやタマネギと練り合わせて加工し、タルタルソースとピリッと辛いチリソースで味付けした。付け合わせには特産のわさび菜など地元でとれた野菜をふんだんに使っている
トッピング野菜
わさび菜・レタス・トマト・胡瓜・玉葱
1月に販売を開始し、評判は予想以上。土日は行方市観光物産館「こいこい」ココ
とスーパー二店舗で計約200個売れることもある。チーズなどいろいろなトッピングも試している
行方市麻生商工会は、2007年アメリカナマズを使った燻製生ハム湖 ふ ぐを開発
若い女性がナマズを食べるきっかけになった
もうっ たまらない
霞ヶ浦の養殖アメリカナマズ高級燻製生ハム
ブランド名
『 湖 ふ ぐ 』 か わ ふ ぐ
なまず料理は、高級店の珍味というイメージが
ありますが、今度は、ご家庭でも楽しめます
霞ヶ浦の恵み、至高の巧みが生んだ白いハム
<問合せ先>
麻生ハム工房・ネットでもOK ココ
赤ワインとあうおしゃれなディナー
県内水面水産試験所アメリカナマズは
1970年代に食用として日本に導入
81年ごろから霞ケ浦に出没
一匹あたり約3万5000個の卵を生むとされ繁殖力が旺盛大きな口で絶滅危惧種のテナガエビや公魚なども食べる
食用化以外にも魚の利用
霞ケ浦流域の環境保全をめざす
NPO法人『アサザ基金』・
ココ
地元漁師から1キロ50円で、外来魚を買い取り肥料に加工する取り組みを4年前に開始外来魚1トンから約170キロの肥料が作れ、今年は100トン以上の魚を捕まえることが目標だ
活動に賛同し、会員となった地元農家は、配られた肥料で 湖がよろこぶ野菜たちというブランドで野菜を生産県内のスーパーで販売され、基金スタッフは
「ブランド力強化が課題多くの人に知ってもらいたい」
湖がよろこぶ野菜たちココ
みんなで、霞ケ浦を もう一度
綺麗な湖に 戻そうよ
![おとめ座](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/217.gif)
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
湖を再生させる大きな流れが