こどもの習い事まとめ

 

◆小学校1年生息子

進研ゼミ小学講座 2年生 受講中

〇スイミング 

ベビースイミング  生後6か月~

キッズ    3歳4か月~

〇英語 

ワールドワイドキッズ 生後6か月~

英語教室   3歳4か月~

ピアノ教室 4歳1か月~

ダンス教室 5歳11か月~

空手    6歳8か月~

 

◆幼稚園年中娘

〇スイミング 

ベビースイミング 1歳3か月~

キッズ    3歳6か月~

〇英語

ワールドワイドキッズ 生後6か月~

英語教室   3歳8か月~

ピアノ教室 3歳8か月~

ダンス教室 3歳8か月~

 

空手の習い事。

年長の冬から始めて、

1年2ヶ月くらい経ちます。


顔見知り6人ほどでスタートし

その後何人か同年代が増え、

同年代の年長〜小2、

小学校高学年、中学生、高校生、大学生、

社会人もいて

全部で20〜25人くらい

毎週稽古をしています。


息子にとっては

顔見知りのお友達もいるし

見本になるお兄さん達もいるし

見守ってくれるおじさん達もいる…という形で


先生や社会人の方々も

子供大好き!

みんな元気でかわいいな!と言ってくれて


本当に可愛がっていただきながら

楽しく稽古ができている…という

最高の環境だなキラキラといつも思っています。


中高大生のお兄さん達みんながみんな、

礼儀正しくて、惚れ惚れしちゃう快活さで…

スレている人が誰もいない!

中高生男子→スレてる って思いすぎの昭和脳泣き笑い


子供相手に真剣に教えてくれるし、

手加減もできるし、

「ちゃんと見てるか?」と声かけもしてくれるしで、

どうしたらこんないい子に育つの?と

毎度感心しています。






そんな空手での話…。


最近の息子は

3件のトラブルがありまして。


うち2件は

関係の薄い子(親しくない、女子と隣のクラスの子)に

しつこくされ、我慢できずに手が出た

というモノ、


他の1件は

公園で3年生のイトコが3年生にボコボコに

殴られているところに遭遇した息子が

空手の受け身で向かっていって

イトコを助けて逃し、大人を呼びにいかせた

というものでして。


コレは…

みんなの輪にうまく仲間に入れなかった暴れん坊の子が

サッカーで体にボールが当たったら逆上してきて…

ということだったんですが

周りにいた3年生が「やめなよー」「先生に言うよー」と

冷静にみていた中で、息子だけが

ひとりで向かって助けに行ったようで…

自分からは絶対に手は出さず、盾になって

イトコを逃した、とのこと。

イトコ愛が強いとはいえ、自ら殴られに行くって何!?

ソレができるなら前半2件はどうしたガーン

って驚きを隠せない…魂



空手では、常々、

稽古以外の場所で手を出すのは絶対NG

心身を鍛えるための稽古

と言われているので


このことについて、

先生の奥さん(ママ友)には

事前に報告していました。


息子には

「今日、自分の口で

 空手の先生に報告するんだよ。」

伝えていました。



行く直前まで

「怒られるからイヤだ」

「ママと一緒に話す」

「ママが言って」

「話す内容の心の整理がついてないからイヤだ」

等、

時には泣きながら、拒否したり、

グダグダ言い訳したりしていましたが

そこは私はあえて

「自分のしたことだから

自分の口で話すんだよ」

と、突き放しました。




教室に入るとすぐに

先生が息子のところにきて

「俺に何か話すこと、あるか?

聞いてくれて。


息子は

目に涙をいっぱい溜めながら

「学校でパンチしました…。

 ごめんなさい。」と報告…


「理由きいたぞ。

 嫌なことをされたんだよな?


そう言われた時点で

息子の目から涙がブワッッ


黙って頷く息子。

私を含め、周りのママさん、もらい泣き。


「何をされたのよ?

知っているのにわざと聞いてくれた先生。

息子も、

されたことを泣きながらゆっくり話した。


それで

「よくわかった。

 お前の気持ちもわかった。」と言ったあとで

本当に優しく話してくれました。



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​先生は空手の先生だから、
パパやママや学校の先生と
違うことを言うかもしれない。
でもそれもひとつの考えだと思って、
よく聞けよ?

まず、女の子に手を出すのは
何があっても絶対にダメだ。
なんでだと思う?
生まれた時から体の作りが違うからだ。

それは絶対に覚えとけ。

そして、嫌なことをされたとき。
堪えられる人になるために、
ここにきて空手の稽古をしてるんだぞ。
わかるか?

心が強くなれば他の人が嫌なことをしてきても気にならない自分になれるんだ。
毎週稽古を頑張っている◯◯にならできることだ。
空手は技術も磨くけど、
大事なのは心で、
技術を身につけて心が強ければ、
誰も嫌なことなんて
お前に言ってこなくなるぞ。
立ち振る舞いが変わるからだ。

力じゃなくて、心の強さで
太刀打ちできる大人になるために
稽古を頑張ってるんだぞ。

もうわかるよな。
泣かなくていいんだぞ。
先生怒ってるか?
怒ってないよな。
怒られると思ってきたのか?

よく話してくれたな。


 って

それはそれは優しく話してくれて泣くうさぎ泣くうさぎ


さらにその後、

稽古の時間の15分を使って

全員に対しても話をしてくれました。



サムネイル

​今回は◯◯の話が出たけど
みんなも同じ立場になることがある。
その時に自分ならどうするか
みんなも考えてみなさい。

空手で俺が教えているのは
ケンカが強くなることじゃなくて
心を強くすること。
自分の身に何かあったら
かわしたり、受け身をしたりして
自分の身を守ること。
友達や仲間を守ること。
今回◯◯はイトコを助けにも行った、
それは立派な心だ。
みんなはそうやって人と関わりながら学んでいる最中なんだ。

先生はただ闇雲に強くなるために空手を教えているんじゃないんだからな。
先生の教えている空手で
仲間を大事にする、仲間を助ける、
自分の身を守ることができるように
考えながら稽古するんだぞ。


子供達はみんな

「はいっ」

「はいっ」

って全力で返事をしていました。



息子にも

自分からちゃんと話せたじゃん。

と話して、先生にもお礼を言って。


他のママさんも私も涙目ぐすん

ひとりのママさんは


嫌なことされて手が出るのは

ソレが子供という生き物だから仕方ないわって思う。

それを何度も繰り返し練習して経験して大人になるんだわ。

ママは大変だと思うけど◯◯は陰湿さがない

わかりやすい、子供らしい素直な子供だよ。

口で言うのも手が出るのも方法が違うだけで

相手に対しての気持ちは同じことだと思うし

私は、先にちょっかい出したほうが

そもそもの揉め事の原因を作ってるでしょとも思う。

理由なく手が出たり大人になっても手が出るなら

問題だけど、◯◯はそんな子じゃないでしょ。

話もよくわかってるし、大丈夫だよ。


と励ましてくれて、救われた。


慕っている先生からの言葉って

親や学校の先生の言葉とはまた違って

沁み入るものが息子の中にはあったと思います。


こうやって色んな人にお世話になって

気にかけてもらって、

成長を見守ってもらえる場所が

学校以外にもある、ということに

今回は親子で救われた気持ちになりました。

息子にも、大人になった時にその環境に

感謝できるような人になってほしいなと

思いました。


どんなに反抗期がきても

この教室に通っているうちは

大丈夫だろう…と思えるような

私もホッとした気持ち…泣き笑い


空手って

全然知らなかったので


始める前までは

荒くれ者になるんじゃないかとか

ケンカに強くなっちゃうんじゃないかとか

そんなイメージしかなかったけど


心身を鍛える ということを

本当に熱心に考えてくれて

こんなにアツく指導してくれるものなんだなあと

改めて見直しました。


夫も、もう、学校よりもよくない?と言う始末。


これからもこんなことが

たくさん出てきそうですが、

親子でしっかり話をして

先生に助けてもらいながら

見守ろうと思います。