相変わらず、レビュー投稿が遅れています。(約二ヶ月の遅れを取り戻すのは難しい、、。)
今日は6月1日にとうとう見終わった、アメリカのシットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のレビューです。
「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」
『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』は、頭脳明晰だけど社交ベタな物理学者やエンジニアたちが、オタク仲間との日常や恋愛に四苦八苦しながら成長していくアメリカの人気シットコムです。
2007年から2019年までの12年間、全12シーズン・279話が放送され、ユニークなキャラクターと科学ネタ満載の笑いで世界的ヒットを記録。
科学ネタと恋愛ドラマの絶妙なバランスで、多くの人に長く愛され続けている作品です。
(AIによる紹介文)
感想:
このアメリカのコメディ・シリーズのことは、以前、ある勉強会に参加した時に講師がひとつのシーンを切り取って講義に使っていたので、その存在だけは知っていました。
遅まきながら2021年にやっとNetflixに加入し、たまたまつけてみたら、ものすご〜〜く面白くて、すっかり虜に!
1話が22分なので、気楽にみられるし、面白すぎてつい2話続けて視聴してしまいます。
とうとう最後のシーズンになったら、終わるのが残念すぎるので、最後の数話をわざとみないで放置していたら、、、なんとその間にNetflixでの配信が終了!
結局、アマゾンで全シリーズのボックスセットを注文してしまうほどのはまりようでした。
主人公、シェルドン・クーパーはIQ187の持ち主です。
アインシュタイン博士やホーキング博士もIQは160程度と推測されているので、それを上回る設定のシェルドンの天才ぶりがわかります。
はっきりとは明言されていませんが、シェルドンの行動や考え方はASD(アスペルガー症候群)の特徴が多くみられます。
そんな生きづらさを抱えたシェルドンを中心に、同じく頭脳明晰でオタクな仲間たちが繰り広げる毎日が、愛おしくて、おかしくて。
インテリな皆様にもぜひおすすめしたい、誰も傷つけない笑いが嬉しい、心温まるシットコムです。
さて、この『ビッグバン★セオリー』は12年も続きましたが、2017年からはスピンオフの『ヤング・シェルドン』が始まり、本編と重なって放送されました。
こちらでは9歳の設定のシェルドンが、テキサスの田舎町で家族と過ごす日々を描いています(演じるイアン・アーミテージは撮影当時まだ8歳でした)。
物語が進むにつれて子供時代のシェルドンが成長し、最終シーズンでは14歳となった姿まで見られるのも感慨深いもの。
さらに最終回では、大人になったシェルドン(ジム・パーソンズ)が登場し、本編との物語がつながる演出になっていました。
この回はいろいろな意味で悲しいエンディングではありましたが、本当に出会えて良かったと思える作品です。
両作品とも五つ星!
ところで「シットコム」(sitcom)とはシチュエーション・コメディの略で、毎回同じ登場人物が様々なユーモラスな状況に巻き込まれるテレビシリーズのこと。
『アイ・ラブ・ルーシー』(1951年 - 1957年)が30分枠で、同じセットを使用し、ときどきゲストが登場するという、シチュエーション・コメディの基本形となったそうです。
私は子供の頃、初めての海外旅行で訪れたアメリカのユニバーサルスタジオで『アイ・ラブ・ルーシー』のスタジオセットをみた記憶があります。
放映は私がまだ生まれる前なので、オンタイムでみたことはありませんが、今、思えば、観客がどのようにシットコムを視聴するのかを知る貴重な経験でした。
他に私が好きなシットコムは『奥様は魔女』とアメリカ版の『ザ・オフィス』です。
日本にも面白いシットコムってありますか?