とうとう9月に突入!毎日忙しくて、飛ぶように時がすぎていきます。
8月にみた映画・ドラマのレビューが書けていないけれど、今日は8月27日(火)に鑑賞したブロードウェイ・ミュージカル、「シカゴ」の覚書です。
アデレードフェスティバルシアターで鑑賞。
去年のこの時期は「メリーポピンズ」を、その前年には「アラジン」をみたので、冬は(6月〜8月)アデレードのミュージカルシーズンかな。
(ちなみに両方とも最高に好き。五つ星)
今回の「シカゴ」は「メリーポピンズ」や「アラジン」のようなキラキラな華やかさがないから、どうしようかなぁ、とためらっているうちに、あっという間にチケットが、ほぼ完売!
平日仕事なので週末がよかったのですが、やむなく残っているなかでもまだマシな席があったドレスサークル(2階席)で、火曜の夜に鑑賞しました。
いつもライブパフォーマンスは自分の目で演者の表情がわかる距離の席にしているのだけど、仕方ない、、。
結果、とっても楽しみました!
バンドが舞台上で演奏しているのが好き。
しっかり高性能の双眼鏡を持って行ったのですが、それでミュージシャンたちの演奏をみるのもとてもよかったです。
舞台はほぼ白黒で、アラジンやメリーポピンズのカラフルさと比べて地味だったけれど、ネットフリックスで映画をみておさらいしていたおかげで、話も楽しめたし、なんといっても曲を全部知ってたから、ワクワク、うっとりと歌に魅了されました。
それから一緒に行ったのは2年前、退職したかつての同僚で、久しぶりに会えて、おしゃべりして、二人で夜のお出かけができただけで、十分嬉しかったです。
劇場のロビーで開演前にお酒を飲んでいたら、偶然、家族を連れた別の同僚に会ったのだけど、彼女はご主人の高齢のお母さんと一緒でした。
そういえば、今回はかなり杖をついたお年寄りの姿が多くて、なぜ?と思ったのですが、実はメインキャストに、テレビ・ドラマで有名な人が多かったのです。
特に、映画ではジョン・C・ライリーが演じたロキシーの亭主、エイモス役の人は20年くらい前の人気テレビコメディドラマシリーズ、「キャス アンド キム」の出演者で、それもあって、お年寄りも多く、チケットも早く売り切れたのかな。
最後に出演者が舞台で挨拶した時に、主役二人よりも一番お客さんから歓声があがったのは、この人でした。
この同僚に翌日職場で会って、どうだった?って聞いたら、席は舞台のすぐそばだった、ダンスが素晴らしかった、というので、う〜ん、やっぱり至近距離だと感じ方が違うんだな、と思いました。私がもっぱら楽しんだのは、歌と音楽だったから。
キレがあるダンス。素敵です。キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんほどの強さ、存在感はないけれど、このゾイ・ヴェントゥーラさんのヴェルマも悪くなかった。彼女もテレビドラマで有名な方だそう。
映画でリチャード・ギアさんがやった役を演じるのは、全豪ミュージカル界を代表する大スター、アンソニー・ワーロウさん。たしかに歌声が素晴らしかった!
主役ロキシー役の人もオーストラリアでは有名らしいのですが、私は映画のレニー・ゼルウェガーさんの、華奢でへなへなっとして、不安定なかんじのロキシーが好きなので、彼女の上半身がっしりした体型とか、あまり若くないようなかんじとか(39歳?)、個人的にこれじゃないんだよ感がありました(汗)
主役になるほど実力がある方なのだから、たんに私の好みの問題ですね
パンフレットが$30もするのでびっくりしたけど、コレクションしているので買った!紙の質はかなりいいです。
右上の白手袋の人が観客一番人気だったピーター・ロースソーンさん。
そういえば、私も「キャス アンド キム」でみたことあったのを思い出しました。
このコメディシリーズって、エリック・バナや カイリー・ミノーグ、 ジェフリー・ラッシュさんなどもゲスト出演していたのよね。
やっぱり一期一会のライブパフォーマンスっていいなぁ。
元気をもらえました。
星四つ。
追記:
主役のロキシーを演じたルーシー・マウンダーさんは、去年ミュージカル「メリー・ポピンズ」で子供だちの母、バンクス夫人を演じていました。
全然気が付かなかった!(右端の人)