今日も記憶をさかのぼって、日本に行く前にみたミュージカル「メリーポピンズ」の記録です。
鑑賞日:2023年8月25日
劇場:アデレードフェスティバルシアター
前回このシアターでブロードウェイミュージカルをみたのは2019年の6月。
気合いを入れてホテル一泊してみにいった「アラジン」はコスチュームが本当に華やかで、ステージキラキラで素晴らしかったから、今回も楽しみでした。
その時のアラジンはこれ。五つ星ミュージカル!
さて、今回は「メリー・ポピンズ」。
子供の頃に読んだ本が大好きで、ディズニーの実写映画も大好きだったけど、大人になって、原作者のP・L・トラヴァースさんがディズニーの映画化に大反対だったこと、オーストラリア生まれであることも隠していたことなど、いろいろ知って複雑な気持ちになりました。
2014年1月にクィーンズランド州の彼女の生誕地を訪れた日記にも、その時のことを書いています。ディズニーとの確執は映画にもなりましたね。
だからミュージカルも、原作者は生きていたらきっと嫌だったろうなぁと思ったけれど、まわりから絶対見るべき!とあまりにも勧められたので、行ってきました。
結果は、大正解!
メリー・ポピンズの使う魔法(?)の数々が上手に仕掛けられてるし、もちろん歌も踊りもお芝居も、さすがブロードウェイ、クオリティです。
子供向け、なんて思わないで、やっぱり行ってよかったなぁ。
メアリーポピンズは飛ぶし、煙突掃除のバートは壁をつたって天井まで行って、逆さまになってタップダンスするし。
それも原作の要素をとりいれての演出だから、すごいです。感嘆した
メリーとバートと一緒に記念写真。8月だから寒くて(こちらは冬)コート着用してました。
ホールのスライドにその日のキャストメンバーの写真がでていました。
煙突掃除のバート役のジャック・チェンバースさんは、他のダンサーより背が低めだなぁと思ったけれど、彼の存在感とダンスは抜群で、あとから So You Think You Can Dance Australia というテレビのダンスコンテスト番組の初代チャンピオンだったとか、その後の活躍も知って、納得でした。
メリー・ポピンズ役のステファニーさんも適役だったし、セント・ポール大聖堂の前で鳩に餌をやる「バードウーマン」役の女性は、ひときわ大きな拍手をもらっていると思ったら、オーストラリアの有名なメディアパーソナリティー、バート・ニュートンさんの奥さんだった。
オーストラリア・ツアーのトレイラー。
こちらは一番の見せ場、圧巻だったバートの逆さタップダンスシーンです。
タップのソロのあと、いったん舞台の袖にはいって、5:49くらいから壁を登りはじめます!
やっぱりブロードウエイミュージカルはすごいですね。
本当にみてよかったです。
PS 至近距離のとてもいい席でみたので、出演者のおでこに小さいぽっちりしたものがついているのに気づきました。あれはマイクなんでしょうね? 知らなかった〜。