映画レビューが二週間ほど遅れてます。でも記録のために書いておくね。

 

「シカゴ」(2003)

 

 

みどころ

第75回アカデミー賞最多6部門、第60回ゴールデン・グローブ賞最多3部門を受賞。1920年代のシカゴを舞台にしたミュージカル・エンターテインメント。監督はミュージカル「キャバレー」の演出家ロブ・マーシャルがブロードウェイで驚異のロングランを続けるミュージカル「シカゴ」を完全映画化。主役に本作でゴールデン・グローブ賞最優秀主演女優賞を獲得した『ブリジット・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガーをはじめ『トラフィック』のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、『プリティ・ウーマン』のリチャード・ギアなど豪華な顔ぶれの3人が見せる吹き替えなしのダンスと歌は圧巻。

 

あらすじ

1920年代のシカゴ。平凡な日常をくり返すロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)の憧れは美しいスターのヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)だった。ある日、2人の運命の歯車が狂いだす。ロキシーとヴェルマはそれぞれ別の殺人事件の容疑者として逮捕されてしまうのだ。

(以上シネマトゥデイより引用

 

 

感想

 

今日から8月いっぱい、オーストラリア、アデレードのフェスティバル・シアターで、ミュージカル「シカゴ」が上演されます。

 

せっかくブロードウェイ・ミュージカルが南半球まで来てくれるのだから、みに行こうかな、どうしよう、と考えていたので、まずは復習のために2003年の映画「シカゴ」をNetflixで再鑑賞。

 

21年前の上映当時はオーストラリアの映画館でみました。

この映画がきっかけで、しばらくすたれていたミュージカル映画がまたハリウッドで脚光を浴びるようになったんだよね。

 

メインの音楽は覚えているけれど、あまりにも久しぶりなのでストーリーは忘れていました。

当時、どんな感想をもったか覚えていないけれど、この映画は作品賞その他でアカデミー賞受賞してるぐらいだから、きっとよかったんだと思う。

 

今回の印象は、、はじめに歌って踊るキャサリン・ゼタ=ジョーンズ姉さんのガタイがいい(笑)

彼女は骨格ストレートなんだな、と思う。

スタイルいいんだけど、なんだかこの衣装とか、髪型とか、彼女の魅力を半減しちゃってる気がするなぁ、、と思ったり。

こういう役柄ではあるんですが。

 

かわってレニー・ゼルウィガーの華奢なこと。

そしてロキシーのキャラクターにぴったりで。

ちょっと頭が弱そうで、もろくて、でも魅力的。

どんどん変わっていく彼女をみるのが一番よかった。

アカデミー賞を受賞したのは助演女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズだったけど、これはレニーならでは、の映画だった。

 

弁護士役のリチャード・ギアはこの役のためにタップダンスを学んだというけれど、歌って踊る彼の姿はなんだか気恥ずかしかったな。

ミスキャストかもしれない。

この役を断ってあとで後悔したというジョン・トラボルタさんが演じていたらどうだったろう。みてみたかったな。

 

あぁ、あと、はじめにロキシー(レニー)を有名人にしてやるといってだまして、のっけから彼女に撃ち殺されて退場してしまう男は、ドミニク・ウエストさんだった。

のちにチャールズ国王の若い頃を演じるとは想像できなかったね。

 

あの時、あのタイミングだから、アカデミー作品賞をとれたんだろうと感じる映画。

悪くないけれど、もっと良くなるポテンシャルがある。

劇場にミュージカルを見にいくか、、まだ考え中です。

10段階で星7つ。