今日はオーストラリア、シドニーのホテル隔離について書きますね。
私がどうして隔離をすることになったかは、下記の過去記事三つをご覧ください。
「オン・ザ・ロック」の短いレビューと、豪州は渡航禁止中だけど出国許可をもらって日本に帰る話。 2020年11月8日
「アナと雪の女王2」(2019)のレビューを読んでね。 2020年11月13日
シドニーでホテル隔離中。半分終わりました。今日は映画の記録です。2021年2月6日
1月27日ANAのフライトで28日にNSW州のシドニーに到着。
200名ほど乗れるという飛行機に、乗客17名くらいでした。
今、オーストラリアに入国できるのはオーストラリア人と永住者のみなのと、豪政府がホテル隔離に対応するために、毎週の帰国者の人数を制限しているため。
二組が家族連れで、あとは個人。
私は早めに飛行機を降りたので、よくわからないけれど、日本人は3人くらいだったかな?
誘導されていったんバスに乗ったけれど、予定が変更になったといわれ、全員後ろのバスに乗り換え。
その時にはじめてホテルの名前をいわれました。
荷物をバスに積んでくれたのは迷彩服のアーミーの人たちで、到着したホテルのバスの中で今後のことを説明してくれたのは警察官。
真夏のシドニーにしては珍しく、気温22度くらいの雨模様のグレーな日で、バスからみえる景色はごちゃごちゃっとしたアジア系の看板の店が多く、ぱっとしない印象だったから、あれっ、高級な五つ星ホテルじゃないの?ってちょっと思った、、ヒルトンとかハイアットとかシェラトンとか、そういう場所でのホテルステイの話をネットで読んでいたから。(ちなみにオーストラリアのホテル隔離は14日間の宿泊、食事込みで、3000豪ドル自費払いです。日本円で24〜5万円くらい?)
でも、部屋に入ったら不安は一掃されました。
ゆったりとしたアパートメントホテルだったんです。
「マントラシドニーセントラル」Mantra Sydney Centralという市内中心部、ライトレイル(トラム)のチャイナタウン駅の真前にあるホテル。
ホテルから徒歩2分の劇場ではアナ雪のブロードウエイミュージカルを上演中。
私がホテル隔離であるといいなぁとひそかに思っていたのはキッチンとバルコニーとバスタブだったので、全部クリア!
豪華な監獄のようで、窓があけられなくてつらいという隔離体験談をブログで読んでいたから、バルコニーはあってもでられないのかと思ったら、翌日フロントに確認して、でていいことも発見。新鮮な空気!
お部屋は一階(日本でいう二階)で、バルコニーから路上まで近いな〜と思ったけれど、それも2週間部屋から一歩もでられない私には、街の人々の様子が間近にみえるのは精神的にいいです。
なにより隔離1週間目にシドニーに住む親戚が、フロントに差し入れを届けてくれた時、バルコニーにでて顔をみながら携帯で会話できたのはよかったです。
高層階だったらこうはいかなかった。
(差し入れやギフトはフロントに届けてもらうのはいいけれど、こちらから送ることは不可。理由は汚染されているから。涙)
ホテル隔離は飛行機到着日をゼロ日目として、翌日が1日目。全部でホテルに14泊することになります。
私の場合は2日目にあたる1月30日にPCR検査をして、次の検査は12日目の2月9日。10日にスクリーニング(何をするかまだ不明)で、11日に晴れてチェックアウトとなる予定。
先日、ヴィクトリア州メルボルンの全豪オープン関係者のホテル隔離で従業員が陽性になったことから、NSW州では14日終わった後でも2日後にまたPCR検査をしなくてはならないと決まったばかりだけれど、私はチェックアウト後そのまま飛行機でSA州に戻るので、アデレードに帰ってからどうなるのか、まだわかりません。
晴れてフリーになったらホテルの周りをせめてお散歩してみたかったけれど、SA州のコロナ対策で、外にはでずにそのまままっすぐ車で空港にいくこと、空港に滞在できる時間は2時間以内、という制約もあります。
日本出国2日前の1月25日にも検査をして陰性証明書をもらわなくてはならなかったから(2万6千円!)、短い期間でいったい何回PCR検査をすることになるのかな〜。
でもオーストラリアでは検査は無料なのが助かります。
とにかくまずは2月11日に無事、アデレードに戻れますように!
2週間人との接触なく、ホテルの部屋に閉じ込められる隔離はつらいことですが、ここ3ヶ月本当にきつかったので、現実に戻る前に一人で心身を癒す時間を与えられたと思うことにしました。
まだ今後のことがわからず不安な気持ちもありますが、だいぶん元気になってきました。ブログを書くことがやっとできます!
次は食事のことや、持ってきてよかったと思うものなど書いたいと思います。
どなたかの参考になりましたら幸いです。
2021年2月7日