●マクロビでは、脚光の浴びないことの一つ、油。

こんにちは。きんろす佳豆美(Kazumi Kinross-M)です。

前の大学の頃、油(脂、Fat)についてのモジュールが、チンプンカンプンだった時、救ってくれた本があります。

これです。
Fats That Heal, Fats That Kill: The Complete Guide to Fats, Oils, Cholesterol and Human HealthFats That Heal, Fats That Kill: The Complete Guide to Fats, Oils, Cholesterol and Human Health
(1999/01/01)
Udo Erasmus

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Udo Erasmus(ウド・エラスムス)という人(カナダ人)が著者。科学的内容を、素人でも読みやすいように、解き明かしてくれ、知らないうちに、結構、高度な知識が身についている、というような本でした。いわば、恩人ならぬ、恩本!?

(そうだ、と思いついて、さっき、amazonに、簡単な書評を書いてしまいました・・・。)

オランダのKushiで習った、マクロビオティックでは、動物性レベルのインパクトをつけるのに、油で揚げる、という調理法を、勧められたし、何度も使える油の推奨もされました。Udo氏の説とは、180度、違う!

さて、二ヶ月くらい前かな、この人が、現在、通っているコレッジで、トークをされる、という案内が来ました!私に取っては、カリスマの一人、的な存在の人なので、仰天!なんてラッキー!と、すぐ申し込みました。

昨日、実際のトークを聞いて、改めて、この人の主張を確認。

・オメガ3は、フィッシュ・オイルのサプリメントからではなくて、植物性の油から、「食材」として、摂るのが好ましい。

・オメガ3が不足しているとは言え、最適バランスで、オメガ6、9も一緒に摂るべし。

・揚げ物、炒め物は、原則として、大NG。高温、酸素、光で、ダメージを受けた油は、癌をはじめとする、成人病(変性疾患)につながる。そこに、砂糖を加えたら、一層、健康を破壊する。

・・・思わず、してしまった、私の質問:

「中国では、高温で炒めるのが、基本的調理法だと思うし、イギリスの、いわゆる国民食の一つが、フィッシュ&チップス。そういう、伝統的調理法が、本当に、NGなのか?」

●答:「中国は、人糞を肥料にした農業を、伝統的にして来たので、高温での殺菌プロセスが入らないと、虫がわく、という背景があった。虫を取るか、油の害を取るか、の選択から、油でジュッとやるのが、常となった。

世界的に見て、昔ながらの調理法に、揚げ物は、無い。炒め物も、水(湯)を使ってやっていた。

イギリスのフィッシュ&チップス等、良くない調理法は、駆逐すべきだ。」


彼の主張は、非常に正しい、と思います。高温による油のダメージの怖さも、頭では理解できます。しかし、それを100%反映した食生活、というのは、非常に厳しい・・・。(つい先日も、たまさかのフィッシュ&チップスに、舌鼓を打った所だし!)

完璧とは言えないけれど、出来る範囲で、取り入れていくつもりです。

なお、「油」については、自宅塾の、モジュール1~4の、各々でも、ちょこちょこ、説明して、驚いてもらっています(笑)が、モジュール5で、体系的に、そして、判り易~く、説き明かすとともに、実際的な「油の選び方、使い方」の提案をするつもりをしています。あ、奈良での実家塾でも、ちょろっと、説明しましたよ~。

★本当は、ミーハーよろしく、一緒に記念撮影、と目論んでいたけれど、そんな感じの人では、ありませんでした・・・かなりな辛口オヤジ!

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