2020年07月06日(月曜日) | 詩はどこにあるか

詩はどこにあるか

詩の感想・批評や映画の感想、美術の感想、政治問題などを思いつくままに書いています。

ことばが勃起する。
 そういう瞬間がある。
 ことばを射精したい。

 どれだけ出るか。どれだけ飛ぶか。
 
 こんなふうに言い換えることができる。
 ことばは何に照準をしぼっているか、ことばの射程はどこまで広いか。そんなことは書いてみないとわからない。けれど、このことについて書きたいという欲望が、「結論」を無視して動いてしまう。結論を想定できないのに、ことばが動いてしまう。「結論は書きながら考えろ」というよりも、「結論は書き終わってから考えろ」という感じ。