そして感情に熱い風が吹きはじめる
--地平線にはげしい豪雨が来ている
「豪雨」は「感情」が招きよせたものだろう。
この駝鳥が動物園にいるのだとすれば、砂地も熱い風も地平線も豪雨も想像かもしれない。しかし、それがひとつになるとき、その「感情」は想像ではなく「事実」になる。
そして「感情」には「事実」しかないのだ。
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詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
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* (駝鳥は熱い砂地をもとめて身を焦す)