監督 ジョナサン・モストウ 出演 ブルース・ウィリス
ああ、なんでこの映画を見てしまったんだろう。いや、理由は簡単なんですねえ。ほんとうは「アバター」を見たい。けれど、目への負担を考えると3D映画、しかも早い動きのあるものは無理。でも、アンチ・リアルな世界を見たい。動きはもったりしていた方がいい--と思っていたら1本だけ、それらしき映画があった。「サロゲート」。
まあ、予想はついていたんだけれど。
だって、映画がはじまる前、予告編がはじまる前から、私は寝てしまっていた。(笑い)
ああ、そのまま眠っていたかった。でも、隣のひとに「はじまるよ」と起こされてしまった。
強いて見どころをあげると。
ブルース・ウィリスの「サロゲート」は皺を消して、のっぺらぼう。とても気持ちが悪い。禿げ頭にも何やらのっぺりした金髪がのっかっていて、それもまたまた気持ちが悪い。
ブルース・ウィリスって、禿げてて、皺があって、ようするに「疲れがたまった男」の表情をしていて、そのくせ「子守」をしてしまうというのが味だったんだなあ、とそういうことを思い出してしまう。
「子守が似合う」というのはもしかしたら、世界共通の認識なのか。この映画でも「子供」に対する意識、愛情というのがとても重要な要素になっている。それがなかったら、たぶん、この映画自体成り立たない。
変な感想だけれど、まあ、それがブルース・ウィリス何だろうなあ。
見に行ってはいけません。お金の無駄遣いです。ほんとうに。
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