「なぜ私が筆跡診断士として

 8ケタ収入を得られているのか」を

お伝えしている、世界観ブログです。

 

今日は、10回目の配信です。

 

1回目の記事はこちらをご覧ください。

 

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横浜ゴムという大企業を
たった1年半で退職し、

小さなソフトウエア会社に再就職した私




入ってすぐ自分の浅はかさを後悔します。




まず、
この会社の仕事はプログラムの開発

プログラムって
当たり前だけど1文字間違えたら
もう動きません。




自慢じゃないけど
「だいたいこんな感じ」という思考の
私には全く向いていない仕事です。




なので、
大雑把な性格の私はいつもエラーを
出しては、周りの方に迷惑をかけて
いました。



同じ時期に入った年下の女性は
サクサクと仕上げていくのに
私はいつまで経っても
失敗ばかりしていて
一向に成長しませんでした。




といっても、

「私はできが悪い」

とは刷り込み済みなので、
それで落ち込むことはないんです。
(≧∇≦)




でも
称賛とは程遠い立場になり

「なんか違うな…」

とは思っていました。




それよりもつらかったのは

プログラムを組むという仕事は
ほとんど人と話をしなくても済むので

周りの人は基本おとなしくて
みんないい人なんですが

まぁ、ありていにいえば
パッとしない人が多い(失礼!)





自分の会社の人だけでなく
取引先の人も同じで

普段はほとんど話しかけられることも
ないのに


急に 同僚の男性経由で

「××さん(取引先担当者)が
 来週スキーに行かないかって
 言ってたよ」

と、唐突なお誘いがあるんです。




あ、私のことが好きとかではなく
同僚の女性も別の男性から
そういう急なお誘いを受けてましたから

「恥ずかしがり過ぎて
 お誘いが唐突になる」

風土の会社だったと思われます。(≧∇≦)




が、20代前半の私たちにすれば

「普段にこりともしないのに
 急にスキーとかありえないし
 気持ち悪い…

 それともエラーばかり出してるから
 お詫びに来いってことかな」

としか思えず、



ますます仕事のテンションが
下がるのでした。




この時代、
業務系の開発会社は、
プログラマーは人手が足りず


私のようにたいしてスキルがなくても
クライアント企業に出向にいかせて
現場でOJTで学ばせながら
けっこうなお金をいただくことが
できました。




そのせいなのか

・絶対に同じネクタイしかしないオジサン
 (そのネクタイが超汚い!)

・いつも怒ってばかりいて
 ぼさぼさの髪でヘビースモーカーの女性

・急に会社に来なくなって電話も出ず
 見に行ったら、押し入れに隠れていた男性
 (電話は布団でぐるぐる巻きになってました)

など、挙げればきりがないくらい
ユニークな変わった人が多く
私のテンションは下がるばかり。




そして、
時代に求められる仕事だったので
いつでも繁忙期で
夜の10時くらいまで仕事をするのが
あたりまえ。

私はさすがに徹夜はしませんでしたが
男性社員は徹夜で仕事をすることも
めずらしくなかったのです。




私は
がんばっているつもりだけど
この仕事向いてなさそうだし、

何より、テンションの下がる方々と
長い間ご一緒するのはだんだん厳しいな
思い始めていました。




そんなとき
唯一健全な男性社員と知り合ったのです。



その人はとても明るく
どんな現場でもいつも楽しそうに
笑っていて
すごく仕事のできる同じ会社の先輩でした。

そして趣味がサーフィンで
毎週末は海に行っていると聞いて



海が大好きな私は

「連れてってください~!」

とお願いし、
毎週一緒に海に行くうちに
急速に親しくなりました。




憧れの湘南や伊豆で毎週きれいな海と
たわむれるうちに

「こんなステキなところに
 毎週連れていってくれる彼は
 なんといい人なんだ!」

と錯覚し(?)



そのまま勢いで結婚することにしたのです!




うぉ~、なんて短絡的!

 

 

 

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