日本の筋トレの開祖。窪田先生没から4年。窪田先生とは。 | パーソナルトレーナー大久保進哉の問題解決!

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パーソナルトレーナーとして、のべ1万人以上。セミナー講師として、1000回以上講演。健康運動指導士&健康運動実践指導者の養成講習会講師として活動中の大久保進哉のブログです。

運動指導者の価値を、医師、弁護士、税理士の三大専門家に並ぶ位に高めたいと思います!

筆者のブログでは、時々、筋トレの歴史を振り返っています。その理由は、自分が筋トレの指導(パーソナルトレーニング)で飯が食えるのは、先人のお陰であり、また自分の原点を忘れないためにも、そして次世代に歴史を引き継ぐためにも、微力ながら文章に遺しています。

初めて、このブログを訪れた方のために。筆者のプロフィールです。

 

 

さて、表題の窪田登(くぼたみのる)先生は、日本における筋トレの開祖と言える先生です。筋トレを体系だったものにした最初の先生と言えると思います。

では、窪田先生のプロフィールです。

1930年岡山県倉敷市生まれ。早稲田大学第一法学部を経て、早稲田大学体育局長、吉備国際大学学長を歴任。早稲田大学名誉教授。吉備国際大学名誉教授。競技選手として、1960年第17回オリンピックローマ大会ウエイトリフティング競技にて。ライトヘビー級7位。処女作「ボディビルディング入門」(小藤書店 1955)
パーソナルトレーナーの資格でも有名な、NSCAの日本支部における初代理事長が窪田先生です。

さて、平成以降だと、筋トレの書籍と言えば、東大の石井直方先生や、東海大の有賀誠二先生の書籍が多いと思います。

しかし、昭和は、圧倒的に窪田先生の書籍が多かったそうです。※筆者が社会人になったのは、平成なので、悪しからずです。

筆者が所持しているものですと、このような書籍です。


古いモノからですと。
「ウエイトトレーニング」が1979年初刊。当時の窪田先生は、国立競技場トレーニングセンター指導主任。

「体力トレーニングワンポイントコーチ」が1994年初刊。

「私の筋力トレーンング50年」が1998年初刊。

「筋力トレーニング100年史」が2007年初刊。

そして、窪田先生が最後に記された書籍がこちらだと思います。


また、窪田先生は、「力技」や「マッスルコントロール」のようなデモンストレーションを大変得意としており、筆者が先人から聞いた伝説でも、以下のような話は有名だそうです。

大胸筋はおろか、大腿四頭筋なども、円を描くようにピクピクと動かす事が出来る。

結婚式などで、女性の腰のベルトあたりに自身の小指を差し込み、一気に頭上に持ち上げた。

また、三島由紀夫氏や、プロレスの力道山、極真空手の大山倍達氏なども、窪田先生と筋トレにおける関りがあるそうです。

筋トレの歴史や、変遷などにご興味のある方は、ぜひお読み頂ければと思います。

また筆者のブログにおいて、窪田先生関連の内容はこちらです。

 

 

 


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