feeling/北朝鮮のすりより私の見方 /3月3日 | Retro Virus Web Log  

●揺れる北朝鮮政権

・この頃のすりよりは何を期待しているのだろう、それとも偽旗か?

・北朝鮮の内部事情はかなり深刻のようだ

軍事に特化した軍民二階級政治(仮称)の歪みは解消されるどころか民の没落により貧困、食料不足が深刻に日常化している

脱北者は後を絶たず「生きるために」命を懸け脱北する政治難民だ

北朝鮮政府は物資支援を中国、ロシアに依存しつつ自らは「用心棒」となり西側の弱体化に寄与する

中国、ロシアの先鋒として「脅し」をかける毎日に明け暮れる日常が常態化

この状態を脱却するには国連制裁の解除が急務

だが新たな問題が発生

 

●軍拡競争に割つ金額は年々膨れ上がる一方だ

民は支えきれなくなってきた

・政府は民を救わず新たな手口で現金を獲る国際詐欺国家に転落

国際社会は「脅しをかけ悪事に勤しむ独裁国家」と問題視

このような国家になることを国民は望んだか?

 

●北朝鮮が希求した朝鮮民族の誇りを具現化した統一民族国家

・現実は中国、ロシア、米英の下僕に成り下がった

朝鮮半島の未成熟な政治と経済はソ連、中国、米英の軍事的対立の争いの場になった

いま朝鮮半島は38度線で仕切られ誰も往き来出来ない

しかし朝鮮半島は誰のものともなっていない

北朝鮮政府は自由主義革命が起こり政権が崩壊することを危惧

昨年末に国の没落から南北統一を諦め国内がために方針を転換したばかりだ

この方針転換のスピーチが過激すぎて西側の怒りを買った

「韓国を武力制圧する」と凄んだのがいけなかった

「核で生き残れる戦争はない」(ロシアも同じ)

と知っていれば凄むこともなかったのに、、

それより生き残る道を選択した方がずっとましと心がわり?

とき既に遅し、日本海には米軍がうじゃうじゃやってきた

新たに発生した危機に北朝鮮政権は米国に近い日本に接触を試みた

 

●調略の一手

・地震のお見舞い電、金与正談話、

宛名がきには「岸田首相閣下」と藁をも掴むおもいを込めた

気になる日本の反応は精査中?

ひとまず近隣国の敵視を拭い友好をアピールし危機回避を目論んだが、、

北朝鮮は「人質」が日本を引きずり出す手段と心得ている

その手を使ったが無反応

水面下では「閣下」を受け入れる交渉を進めながら欧米の監視を弛める気だ

日朝関係を改善できれば米朝対話も可能になる

米国に言われるなら南北政府級対話を始めてもよい

米軍に乗り込まれるよりはましと考えてもおかしくない

日本を頼るのは本意ではないが背に腹はかえられない

日本政府を頼り緊張緩和し政権を維持する目論

日本政府は拉致問題を出せば動く、水面下での交渉は受けて立つ気だ

 

●朝鮮半島の不安定は根本的に「列強からの朝鮮民族の解放」がなければ解消しない

・朝鮮半島の列強からの独立は東アジアの安定、安全、経済発展に不可欠

この重要案件はそれぞれの国内事情を抱える列強にも重荷のはず

日本は朝鮮半島の独立が朝鮮民族によつて成し遂げられるのを見届けたいところ

南北朝鮮民族が歩みより妥協し統一国家をつくるなら外交が開ける、好きで閉じているわけではない

民族の分断は列強が利するだけで日本には不利益だ

この問題の解決に寄与するのは日本のためでもある

 

北朝鮮のすりよりは上手に使えば朝鮮半島の解放に繋がる

ロシアがウクライナで窮し中国が経済で窮し米国が支援で窮し南北問題どころでない今はチャンスかもしれない

事情をよく調べた上で誘いにのることも選択肢の一つではないか?ビジョンさえあれば、、そう考える