邪魔者を除く政策が、本格的に始まった。本格的な分断政策。多分他の社会的課題にも波及する。
分断がいよいよ本格的に始まった。邪魔者を外せば通常通りに政策が実行できると。高齢者を除外しさえすればOKなんだと。リスクの高いとされる高齢者さえ除けば、若年層のリスクは比較的に軽いのであれば、高齢者や基礎疾患のある人を除いて、社会を回せばいいのだと。高齢者を守るためではなく邪魔者を外してウイズコロナアフターコロナ社会を取り戻すという政策だ。無症状感染者が高齢者に感染者させるリスクではなく経済リスクだけを重じる政策。そういう単細胞の政策が、いずれ大きなリスクとなって帰って来ることに想像力の及ばない猿知恵。★ナチスが、劣等とするユダヤ人を除いた社会を、優秀とするドイツ人だけで構成する社会を目指し、理想化し、厳し訓練でヒトラーユーゲントを育成し、劣った者を排除して、彼らの望む理想社会を実現しようとし、生活の向上を願う国民も、それを黙認したことを想起させる。一斉に、ハンマーを振り下ろすのではなく、真綿で首を絞めるように、じわじわと、国民を殺すのが得意な政府だが、コロナには、効かない政策だ。65歳以下の年齢層が、むしろお墨付きを得たように、各地を飛び回れば、感染の蔓延に協力する実働部隊になるだけ。政府が、第三出動を命令したのにも等しい。しかし、このような猿知恵が、政府の目指す、竹中式、新自由主義社会に合致しているわけで、生産的で効率的な、非人間的社会の実現に加速度的「進歩」をしているというわけだろう。感染拡大にも関わらず、動かない政府に、都政に対する批判にも火がつきそうで、いても立ってもいられなくもなり、政府が始めたことだから止めるなら政府が止めるべきだと整合性を求めていたものの、勢いを増す感染者増に、筋を通せも言っていられなくなり、業を煮やした小池さんが、官邸に乗り込み詰め寄って、双方で合意した政策。老人外し。これで一石二鳥よと、浅薄な菅首相の頬には、笑みが浮かんだことだろう。何が何でもGoToを止めない菅首相は、これからの政策の根本的政策とさえするだろう。年金、医療、介護等、社会保障政策の根本政策を竹中式に変えようとする意識改革を迫るだろう。ギロチンが、真上に用意されたと、覚悟した方がよさそうだ。誰かを見殺しにしなければ、回らない経済政策とやらの、結果をどれほど長い時間見続けたとしても、解らない政府を支持する国民もいることだし。そういう愚かで冷酷な政府と、それを支持する国民で成す潮。潮位が高まって来ていることを感じないわけにはいかない。