今に始まったことではありませんが

 

昔のAcrobatは比較的挙動も良かったのですが

Creative Cloudにも入っている

Acrobat DCになってから

何だか動きがモッサリしている事が本当に多い。

 

まぁ、UIがかなり変更されて

ササッとできていたことが

 

ツールのようなカテゴリ分けになって

その機能を追加して・・・など

今までの方式に慣れていたりすると

結構面倒。

 

ちょっとリンクを貼りたいだけなのに

「PDFを編集」を起動すると

 

”ページ認識の実行中”とか

”スキャンしたページを

編集可能なテキストと画像に変換しています。”

・・・とか

まぁ、文字の認識やらOCRやら

何やら様々なタスクが始まります。

 

ちょっとありがた迷惑な機能が
デフォルトでONになっているんですよね。
 

特にこういう操作をしていると

固まることもしばしば。

プチフリーズってのも日常茶飯事。

 

OCR処理だって

どれだけ多くのコアを積んでいるPCでも

その処理は数コアしか動かない。

 

全コア動かしたり

GPGPUなどを使って

高速処理してくれたら良いのだけれど

なかなかそれは難しそう。

 

何とか使い勝手、良くならないかな?

 

 

まず、AcrobatDCの起動を速くするには

サムネイルの削除が効果的。

 

そう、Acrobatを利用していると

それらの文書はサムネイル保存されているんですね。

 

結構コレって、気づかず情報漏洩しちゃうこともあるから

気になる方は、こまめに削除したほうが良いかも。

 

Windows版であると

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\LocalLow\Adobe\Acrobat\DC\ConnectorIcons

という奥底のフォルダにドッサリあります。

 

自分。。。何と1,800ファイル以上もありました。

あぁ懐かしい文書だなってのもありましたね。

 

これほどあるとそりゃ遅いわ。

削除すると、起動は結構速くなりました。

 

また、セキュリティ関連で

結構遅くなるんですよね。

ウィルスチェックプログラムとの相性もあるのかも。

 

 

そのほか、環境設定のなかの

拡張セキュリティ設定”というものも

動作を結構遅くしているらしい。

 

上段のメニューバーの中にある

[編集(E)]から 「環境設定(N)」を選んで

左側のリストにある「セキュリティ(拡張)」にある

 

「拡張セキュリティ設定を有効にする」

「Win OS セキュリティゾーンのサイトを自動的に信頼する」

のチェックをそれぞれ外して[OK]を押します。

 

拡張セキュリティとは

これを有効にする(デフォルトでなっていました)と

信頼済みでない場所またはファイルから

制限されたアクションを PDF が完了しようとすると

セキュリティ警告が表示されるというものらしい。

 

”警告の種類は、アクションおよび

お使いの Acrobat または Reader のバージョンによって

異なります(セキュリティ警告を参照してください)。”

とありました。

 

管理者向けの

拡張セキュリティの詳細な技術情報

 

・・・うわ、メッチャ書いてあるわ。

 

 

あと、前出の

PDFを編集”したときの

ありがた迷惑な認識機能

 

文字の多いページとか

スキャンした文書とか

複数ページあるとたいへん。

 

”PDFを編集”をクリックすると

かな~り 待たされます。

 

OCRは欲しい所だけやりたいのです。

 

・・・なので、この

テキストを認識っていうものを外しておきましょう。

 

さらに、設定を押して

出てくるウィンドウでも

このチェックを外しておきましょう。

これで、すんなりと仕事ができます。

 

OCR処理が必要であれば

その時に、チェックすれば良いですからね。

 

この設定で、しばらく試してみよう。。。