1986年ゴッドウィルゲームス、スヴェン・ティッペルトの平行棒 | 体操っておもしろいよな

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男子体操競技をメインにしているブログです。
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少しでも体操に興味を持ってくれれば幸いです。

どうも、


翔です。


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今や平行棒ではほとんどの人が使っているのがティッペルトというD難度の技です。


その開発者がこちらのスヴェン・ティッペルトさんです。


当時はソ連と東ドイツが特に強く、


多くの伝説の選手を要する国として挙げられます。


そしてこの技ももともとはモイという技があってそれを前ふりカットと同じ思考でやったらこうなったという感じですかね。


本家のティッペルトです。


http://youtu.be/qUFJofiicEI

棒下宙返り倒立(D)
後方車輪(C)
車輪ツイスト(C)
ティッペルト(D)
ヒーリー(D)
後ろ振り倒立(A)
倒立移行(A)
ツイスト(C)
モイ(C)
棒端で前方抱え込み2回宙返り


最後の技も珍しいです。


これについては以前言及しましたが


前にまっすぐ前宙ダブルでおりたらC難度なのに横に降りるだけでE難度まで上がるんですよね。


よほど横に降りるっていうのは難しいことなんですね。


今でもこのティッペルトさんのティッペルトのやり方が主流になっていますが


実は難度表に載ってるティッペルトの図ってちょっと違ったりするんです。


難度表に乗ってる通りのティッペルトのさばきをしている選手は未だ見たことないですね。