1979年、ピーター・コバチの鉄棒 | 体操っておもしろいよな

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男子体操競技をメインにしているブログです。
今昔そしてワールドワイドに体操を紹介していきます。
少しでも体操に興味を持ってくれれば幸いです。

どうも、


翔です。


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コバチという技は今でもよく耳にしますよね。


鉄棒の手放し技で最も華やかさのある技です。


このコバチが発展してコールマン、カッシーナ、そしてブレットシュナイダーなどと進化を続けています。


その元祖が生まれたのが今からなんと35年以上前。


ハンガリーのコバチさんによって開発、発表されました。


今のハンガリーというとあん馬の強いベルキ、ヒドベギ、カーライさんなどおりますが


案外有名な技の名前になっている選手がハンガリーだったなんてことも多いほどにはハンガリーは強かったんですね。


マジャールやシバドなんかもハンガリーの選手ですし。


そしてコバチさんです。


もともとバーを越えて2回宙返りして着地するストロウマンという技はありましたが


どうしてここからつかもうと思ったのかが不思議でなりませんよね。




翻転(A)
後方車輪(A)
コバチ(D)
蹴上がり(A)
前方車輪(A)
アドラー(C)
大逆手車輪(B)
前方車輪ひねり倒立(A)
シュタルダー(B)
前方抱え込み2回宙返りひねり(C)


コバックスとなっていますが


kovacsの[cs]はハンガリーの発音ではchと同じ発音をするようです。


というわけでコバチと。


終末の前方ダブルも昔ならではですね。