鎧を脱ぐという選択をした | ちびタンクのひとりごと

ちびタンクのひとりごと

大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪




昨日、仕事で4月から大学院に通うという方にお会いした。


去年の夏まで、私もその大学院を受験しようかと悩んでいた。

それでその時のことを思い出した。

夜間・土日の社会人向け大学院で、今の仕事にも関係するので、今後の仕事のキャリアになると思ったのだ。


でも、なにかしっくりこなくて、結局受験はしなかった。


興味がないわけじゃない。

でも本当に勉強したり、研究したい訳じゃないって、心のどこかがわかっていた。


私が欲しかったのは、大学院を卒業した、この分野を研究したというキャリアだった。


それで、資料請求はしたものの、願書提出には至らなかった。



今ならわかる。

それは不安だから鎧を被りたかったんだって。


それを正直に書いたブログもあった。




所属という鎧、

職位という鎧、

それにただ学歴という鎧を足したかっただけ。

自分はわかっていた。


もちろん、勉強・研究したい人はいる。

そういう方は大いにやって欲しい。


でも私は、安心したいからキャリア・学歴を得ようとしていただけ。

なぜならその鎧があれば、安心だから。


それってつまり、今が不安だってことだよね。


何にも襲われていないのに、勝手に不安になって、もっともっと鎧を纏おうとしているだけ。


でもどんだけ纏ったって、この不安は消えない。

纏えば纏うだけ、次の鎧が欲しくなる。


だって、裸の自分を自分が信じてないから。



それに気づいたから、鎧を脱ぐことに決めた。



全部の鎧を脱いで生きていく。

気持ちよさそうだなあ。

なんの鎧を纏わない自分を信じて生きるということ。

そんな選択をしてもよい。