今日は銀行に行く予定があり池袋へ。
西口にあるみずほ銀行の大きな看板を目指すと、交差点で学生さんがグループになって、能登地震の募金をしていた。
“募金しよう”と思いつくが、どうせ帰りも通るからと、その場は通りすぎて銀行に入った。
が、そこは出張所で私がしたい手続きはできず、東口にある支店の場所を聞いてすぐに出た。
その間5分も経たないにも関わらず、外にでると募金は終了していた。
学生さんは先生(?)を囲んで円陣を組み、お疲れ様的な感じになっていた。
タイミング逃したと後悔するが、ちょうど先生の話しも終わったようなので、お財布から1,000円札を取り出して、女子生徒が首から下げていた募金箱に突っ込んだ。
一斉に響く”ありがとうございま〜す!!!“の声。
立ち去ろうとすると
”子どもたちが修学旅行でお世話になったんです!”
と、保護者だろうか?指導者だろうか?に声をかけられた。
“そうですか。それはよかったです。”
と意味不明の回答をしつつ、その場を去った。
銀行に向かいながら考えた。
今回は間に合ったから良かったけど、なんで思いついた時にやらなかったんだろう。
募金しよう!と思いついた直後に、
“いくら払おう?”=“勢いで払い過ぎて後悔したくない”
と、なんとなくリスクヘッジする考えが浮かび、また通ることを言い訳に、その場で行動をしなかったような気がする。
私にはそういうことが多々あって、後になってやっておけばよかった、と逆に後悔することがよくある。
慎重になることや、きちんと確認することは大切。
だけど、1ミリも損したくないといったリスクヘッジで、その後に広がる可能性をゼロにしちゃうのは、勿体無いことだなと思う。
お金って、何らかの形で入ってきて何らかの形で出ていくもので。
損だろうが得だろうが、実はあんまり関係ないんじゃないかと、最近思う。
損を恐れて何もしないことより、むしろ損も経験して味わうことの方が、よっぽど豊かではないだろうか。
だからこれからは、瞬発力に任せて行動するという練習をしてみようと思う!
自転車の練習も最初は転ぶけど、いつに間にかバランスが取れるようになって、自転車に乗れるようになる。
その時は、自転車に乗ってできることという可能性が増える。
こういうことも、そういうノリでいいんじゃないかな。