なぜ伝えたいのか | ちびタンクのひとりごと

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大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪


この前、私のセブンルールという記事を書いて、ルール6を「伝えるを仕事にする」と決めた。





けど、実はこれ、すっごく怖い。



あの人にはどう思われるだろう?


この人には?


響かなかったらどうしよう。


誰かにバッシングされたらどうしよう。


お金になんか、ならないんじゃないか。


そもそも、誰かに見てもらえるのか?






そんなん考えてたら、なんで伝えたいんだろう?って思い始めた。



やりたいことをやる手段なんていっぱいある。

なのによりによって、なんで「伝える」を選ぶんだろう?


そもそも、私は誰に、何を、何のために伝えたいんだろう?


探しても考えても、答えは出ずにいた。



***


昨日は仕事で終日イベント対応。

疲れ果てて帰宅も、旦那は飲み会で不在。

ゆっくりお風呂に浸かって、キンキンのビールを飲む。

お一人さまタイムを満喫。

たまたま出てきた3年前くらいのYouTubeをぼーっと観てたら、視聴者が「snsやろうと思うんです」って。

その発言に、YouTuberさんは「良いと思うよ。そのかわり、自分に向かって発信するんだよ。」って。




ズキューーーン!!!

胸を打たれた。




それだ!

それだったんだ!




数日前、スマホの写真を整理してたら、東海道を歩いた記録が出てきて。

あんな日あったな、こんな日あったなって、思い出した。

なんか幸せな旅すぎたことを思い出して、泣きそうになった。

“あー、一日たりとも、忘れたくない。”


“なのにもう、すでに結構忘れちゃってる。”



ん・・・?



そう言えば私、カミーノを歩いた時も、同じこと言ってた!





“全部、一つも忘れずに覚えていたいくらい、
キラキラと輝く美しい日々だったのに。

忘れてしまう。私も、みんなも。
あんなに大好きな時間だったのに。

ちょっとづつ、忘れていってしまうんだ。

海辺ですくう砂が、指の間からすり抜けるように。

忘れていってしまう。
それが悲しいんだ。”




そっか。

私は、私に伝えたいんだ。
愛おしすぎる日々を、忘れないように。



誰に=私に
何を=愛おしすぎる日々を
何のために=忘れないように


その時、怖さがふっと消えた。


これまで、誰かに響くことを伝えなきゃ、と思ってた。
誰かのニーズに合わせなきゃって。
誰かの軸に合うことを提供しなきゃ、お金って入ってこないと思ってたの。

それは今の仕事も一緒で。
私は人のニーズを察するのが得意で、だから仕事も比較的順調なんだけど、だけどずっと、そんな自分が自分じゃない気がしてた。


でも、今回のズキューーーンでわかった気がする。
私は、私のために伝えようって。
誰も読まなくてもいいし見なくてもいい。
少なくとも、未来の自分に伝えられればそれでいい。
そのとき、軸は自分にあって。
それに共鳴してくれる人だけが見てくれればいい。


誰かれ構わず認めて欲しいと思うから怖かったり、無理だと思ったり、疲れたり、自分じゃない気がしてたんだーーーーーー。



なんかなんかなんか、
とーーーーーても楽になった。
筋が通ったし、自分の中心に軸がある感じ。


***


去年の暮れに「3年練用日記」を買った。





一日、3行。

毎年同じ日に、同じページに日記を書くの。

キャッチフレーズは、“去年の自分に出会える日記”

三日坊主の私も今のところ、続いている。


やろうと思ったきっかけは、今年、大きく変わると思っていて、だから来年の年始に、“去年こんなんだったんだ〜”って思いたかったから。



そんな、いっときも忘れたくない日々を過ごすって、なんて素敵なことなんだろうと思った。

流れて行くような日々ではなく、一つ一つが愛おしい宝もののような日々。

そんな未来が私を待っているんだ。



過去もそうだったのに、きちんと記録してこなかった。それが悔しい。
だから今度は後悔しないように、自分に約束する。
未来の私のために、その愛おしい日々を、残していく。
それが私の仕事なんだ。