静岡支部長代行 中寿文です。
第42回帝静戦、そして第19期静岡プロリーグ。
供に、最終節を迎えることができました。
それも応援してくれる皆さま、参加してくれている皆さま、運営をともにしてくれている仲間たちのおかげだと思っています。
本当にありがとうです！！
それでは、最後まで白熱した帝静戦の様子からレポートしたいと思います。
まずは、最終節のゲストから紹介します！
遂にこの方を迎える日が来ました。
MリーグTEAM雷電
鳳凰位3期・十段位3期、そして最強位連覇。
他タイトルも多数獲得。
瀬戸熊直樹プロ。
おそらく瀬戸熊さんが来るのは10年以上ぶりだと思います。
僕がアマチュアの時に静岡リーグ（現帝静戦）に参加していた時以来じゃないかと。
その時に実は４半荘打たしてもらって。
（昔は今と違って同一メンツで4回だった・・・今思えばすごく贅沢な時間を頂いてますね(笑)）
そして今回は支部長代行としてお迎えする、という。
運命は数奇なものです。
皆さんも楽しみにしていたでしょうが、僕もそれ以上に楽しみにしていました。
会場の雰囲気もいつにも増して、高揚していたように思います。
帝静戦の最終節は３回戦まで上位16名の回り順。
4節終了時の成績は以下の通り。
8名がプレーオフに進むわけだが、上位争いはかなりの混戦。
ここまでポイント差が詰まった上位対局は近年無かったように思う。
1回戦から上位卓で波乱の展開。
鈴木郁孝が鈴木秀幸からあまりなしで国士無双の出アガリ。
一気に順位を押し上げた。
この写真は直接関係ありません笑
2回戦終了時には上位陣がポイントを伸ばせずに苦しんでいて、さらに混戦状態に。
３回戦で、さらなる事件勃発。
開始時に5位スタートだった渡邉翔士己は2回戦までで30ポイントを失っていて、順位を大きく落としていた。
その中で迎えた３回戦。
東2局。
わずか4巡での出来事だった。
大三元アガリ。
この半荘、大トップで上位に返り咲いた。
最終4回戦
上位4卓は以下の通り。（）内は開始時のポイント。
1卓 平野（＋93.7）×斉藤（＋151.8）×渡辺史（＋91.5）×山田さん（+56.5）
トップは山田さん、浮きの２着には渡辺史哉
山田さんは一歩届かずか。
2卓 川崎（＋88.1）×高村（＋63.2）×渡辺翔（＋103.2）×影山さん（＋148.1）
トップは渡辺翔、影山さんも浮きで終えた。
3卓 岡本（＋69.3）×鈴木郁（＋132.3）×安間さん（＋107.5）×前嶋さん（＋83.0）
トップは安間さん、嬉しい初のプレーオフ進出
4卓 中（＋110.5）×鈴木秀（＋82.9）×橘（＋127.6）×伊藤真さん（69.7）
トップは中、橘も南場の親番で粘って浮きで終了。
これにてリーグ戦は終了、表彰式へ。
まずはこの日活躍された選手の発表から。
この日は最大トップ賞として瀬戸熊さんから、書籍『最強戦の魔物』が２冊提供されました。
獲得したのは大谷数則さんとスポット参戦の山口哲也さん。
二人とも、最終戦でのトップでの獲得でした♪
続いては節好成績者の発表に。
節3位 石津寿人プロ ＋77.9
節2位 鈴木博直さん ＋79.0
なんと最終戦のゲスト卓で国士無双のアガリもありました！
節優勝 堀孔明さん ＋89.4
堀さんも最終戦はゲスト卓。
国士無双をアガった鈴木博直さんを抑えてトップで節優勝に。
おめでとうございます！！
プレゼンターには本日のゲストの瀬戸熊プロにお願いしました。
ありがとうございます！
それでは総合成績の発表です。
プレーオフ進出は上位8名。
そしてプレーオフの卓組は以下の通り。
プレーオフ１卓
影山恒太さん（＋157.4）×安間隆弘さん（＋135.9）×中寿文（＋131.5）×渡辺史哉（＋102.4）
プレーオフ2卓
斉藤隆（＋143.0）×橘太一（＋136.3）×渡邉翔士己（＋126.5）×鈴木郁孝（＋115.6）
誰も安全圏と呼べる人はいない、近年稀に見る接戦となりました。
決勝進出するのは誰か？？
【第42回帝静戦プレーオフ・決勝戦】
2月4日
13時対局開始
選手は12時半受付開始です。
会場 るっく
観戦自由です。
是非、応援しに来てください！！
続いては第19期静岡プロリーグ最終節のレポートです。
■最終節組み合わせ
鈴木郁孝（＋217.7）×鈴木秀幸（＋131.8）×渡辺史哉（＋115.4）×青嶋宏樹（＋84.3）
安藤銀一（＋147.5）×平野敬悟（＋141.4）×平岡理恵（＋105.0）×島崎涼（＋94.7）
蓮沼友樹（+80.7）×斉藤隆（＋61.8）×ダニーモレノ（＋45.2）×鷲見隼人（＋30.7）
橘太一（+8.7）×岡本和也（+7.9）×大橋幸正（▲12.5）×能瀬美咲（▲125.4
杉村泰治（▲19.9）×川崎義之（▲30.6）×福本正雄（▲36.3）×高橋大輔（▲56.3）
石津寿人（▲65.5）×高村龍一（▲69.3）×中寿文（▲75.1）×太田昌樹（▲103.3）
渡辺洋巳（▲135.9）×安部颯斗（▲141.1）×廣岡璃奈（▲142.0）×栗島有紀（▲168.6）×佐藤学（▲193.9）
上位２卓を中心にレポートしたいと思います。
【1回戦】
1卓トップは鈴木郁、これでほぼ確定か。
2卓トップは小さいながらも平岡がとる、追撃態勢に入った。
逃げる安藤も価値ある浮きの２着に。
【2回戦】
1卓トップは初戦ラスだった鈴木秀、青嶋も2戦連続の浮きで上位に迫る。
2卓トップは平野。
【3回戦】
１卓トップは鈴木郁の1人浮き、これで一人は確定に。
２卓トップは安藤、グッと決勝進出を手繰り寄せるトップ。
そして3卓目に異変が。
斉藤が①・①・②でなんとトータル122.2ポイントで5位に浮上。
3回戦終了時のポイントは以下の通りに。
1位 鈴木郁 ＋248.9
2位 安藤 ＋167.6
3位 平野 ＋160.0
4位 鈴木秀 ＋125.9
5位 斉藤 ＋122.2
6位 青嶋 ＋96.0
7位 蓮沼 ＋95.2
8位 平岡 ＋94.1
【最終戦】
最終戦はお互いの点数が分からない様に少し距離をとって３卓一斉に行われた。
一番早く終わったのは3卓。
なんと斉藤が5万点オーバーの大トップで終了。
トータルを155．6まで伸ばした。
次に終わったのは2卓。
平岡が48000点のトップ、平野は29300の3着、安藤は痛恨の8700点のラスで終了。
平岡は最後6000オールで並びくらいまで迫るも、平野・安藤には届かずであった。
安藤が残るには、1卓の鈴木秀が+12.4以下が条件となる。
最後に終わったのは1卓。
安藤は終了後、すぐに1卓の点数を確認に向かう。
そして・・・天を仰いだ。
トップは鈴木秀で50000点を超えた。
これにて決着。
静岡プロリーグ最終成績は以下の通り。
1位通過 鈴木郁孝 ＋252.6
2位通過 斉藤隆 ＋155.6
3位通過 平野敬悟 ＋155.3
4位通過 鈴木秀幸 ＋154.2
5位 安藤銀一 ＋138.3
6位 平岡理恵 ＋120.3
また、各卓卓内トップはこちら。
1卓 鈴木郁孝 2卓平岡理恵 3卓斉藤隆 4卓能瀬美咲 5卓高橋大輔 6卓中寿文 7卓安部颯斗
能瀬は最終節にして嬉しい初の卓内トップとなった。
【第19期静岡プロリーグ決勝戦】
2月6日
13時対局開始
鈴木郁孝×斉藤隆×平野敬悟×鈴木秀幸
実況 古橋崇志
解説 藤島健二郎・中寿文
鈴木郁は2年連続3回目。
斉藤は静岡タイトルすべて含めて初の決勝、帝静戦でも2位でプレーオフを迎える。
平野は13期以来、６年ぶり２回目。
鈴木秀は優勝した16期以来、3年ぶり3回目。
初優勝を狙う3人か、２度目の優勝を狙う鈴木秀か。
ご視聴・応援よろしくお願いします！！！
放送URL
ニコ生
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そして2024年度の開幕戦は３月となります。
第43回帝静戦第１節＆第20期静岡プロリーグ第１節
3月24日開幕です。
皆さまのエントリーお待ちしています！！
（レポート担当 中寿文）