第40期 後期鳳凰戦(B1〜C3)第5節(最終節)結果報告 | 静岡支部員のひとりごと

静岡支部員のひとりごと

日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

本日は第40期鳳凰戦 後期プロリーグの最終節でした!


【前節までの成績】


B1

岡本和也 +30.0  6位

C1

太田昌樹 +24.8  14位

C2

渡辺史哉 +102.5  4位

青嶋宏樹 ▲24.1  24位

大橋幸正 +54.8  8位

C3

鈴木郁孝 +48.6  10位

平野敬悟 ▲144.1  36位

島崎涼  ▲42.5   29位

鈴木秀幸 ▲16.5  22位


2024年初めての公式戦という選手も多かったのではないだろうか?


昇級or残留or降級という【結果】が必ず出てしまう最終節。


それぞれの心境はいかに。


それでは結果報告へと参りましょう!!


【結果報告】


B1

岡本和也



対局者 矢崎航之介・二階堂亜樹・三浦大輔

着順  4・①・③・3

ポイント  +2.6(トータル +32.6)

最終順位   6位

結果 残留


コメント

B1リーグ最終節は、全ての卓が連盟スタジオに集合して対局がスタートする。


また、最終戦もタイミングを合わせて一斉にスタートとなる。


最終戦は+45.9ptでスタート。


+30出来ればA2リーグへ昇級の可能性が高い。

1半荘で+30するには、少なくとも50000点代のトップが必要。


と夢想する私がいましたが、初のB1リーグは6位での残留となりました。



最終戦でどうこうしようと帳尻合わせを考えるよりも、今期は第2節での大負け(△88.5)が悔やまれる期でした。


第1節〜第5節までで昇級のチャンスは沢山あったと思いますが、そのチャンスを活かせなかったのは自分の実力が不足していた結果です。



次回こそA2リーグへ昇級出来るように頑張ります!



…と言うだけなら誰でも出来るし、麻雀プロで居るには努力は必須である。そこから更に何が出来るかを考えて実践していかなければ、仮に運良く次のステージに進めたとしても後退するのは当然の末路だ。



次に活かすために、今期の結果から何を得られたか。

来期までに準備出来ることは何か。

1局毎の質を上げるために出来ることは何か。

精度(読み・構想力・対局感)を高めるためのトレーニング方法は何か。



時間が沢山残されている訳ではないと胸に刻み、自分がこれから出来る事を少しずつ実践していきたいと思う。



最後に、今期も応援ありがとうございました!

来期も応援いただけるように、頑張る所存です!


C1

太田昌樹



対局者 二階堂瑠美・岡田茂・平野良栄

着順 2・①・②・②

ポイント  +35.7 (トータル +60.5)

最終順位 6位

結果 残留


コメント

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。


下はそれほど気にしなくていいポイントで迎えた最終節。

とにかく叩くだけ。

現状昇級ボーダーの二階堂プロと同卓なので卓内トップかつ+65あたりが必須条件となる。


一回戦、平野プロがアガリを重ねAトップ。なんとか凌ぐのが精一杯で、僅かではあるがマイナススタートとなった。


二回戦、5,200と8,000のアガリがありトップを取るがポイント的にはまだまだ遠い。


そして三回戦、東1局。メンホン聴牌からツモり四暗刻に手替わり、これをツモアガリ8,000・16,000。値千金の役満ツモで捲りまでもう一押し。

しかし次局、三色のニ向聴からツモが伸びず、河国士になってしまう。

手牌と捨て牌を併せて聴牌そしてアガリ牌が出た直後に親番の岡田プロが6000オール。

国士に向かえばアガリはあったのだろうか?河が違えば当然打たれてる牌も変わってくるのだが、どうしてもモヤっとした気持ちになる。

(終了後に答え合わせをしたら、どうやら打たれないらしい)

岡田プロの親を落とし、勝負の親番を迎える。

配牌で白、発、西、6索が対子、中が1枚、ドラ七含みの両面ターツと悪くない。

序盤に白が鳴けて、一枚切れの打中としたら次巡中がカブる。

また役満だったのか?と思いつつも自力で暗刻にしなければ簡単に打ってくれる人達ではないので、まあ良しとする。

その後西が鳴けて、6索が暗刻になって六九萬の3,900聴牌から八萬を引き、対々のシャンポンに変えた瞬間に二階堂プロに九萬を打たれて、リーチとされる。

結果このリーチに放銃し、7,700の失点なのだが此処から二階堂プロが怒涛のアガリモードになってしまった。


最終的に見てもこの1局が分水嶺となったのだが、それはもう悔いても仕方ないので来期また頑張ります!

応援ありがとうございました。


C2

渡辺史哉



対局者   澤田唯・瀬下勝也・上村慎太郎

着順 ①・4・3・3

ポイント ▲20.9 (トータル +81.6)

最終順位 6位

結果 昇級


コメント

昇級争いしたのはプロになって最初のEリーグの時ぶりで、圧倒的に経験値が足りなかった気がします。


振り返ると相当ぬるい12,000放銃が今日ありました。

ほんとに運が良くギリギリ昇級することができました。ほんとに紙一重の0.2ポイント差。


ダメな部分もあるけれど、確実に半年前より強くなった部分もあります。前節と今節、半年前はアガれなかったであろうアガリのおかげでポイントがギリギリ足りたと思います。


今期A2リーグに昇級した石立プロに、C1から降級した直後の半年前、

「リーグ戦の勝ち方教えてあげるよ。」

それから石立プロに麻雀を教えてもらえる機会が増えました。

時には厳しい言葉もありつつ、いや、9割5部厳しい指導で、自分の麻雀に対する考え方も大きく変わりました。リーグ戦でポイントをプラスするたびに強くなった実感が持てました。


まだまだ未完成で改善することの方が多いですが、以前降級しないように戦っていたC1で、昇級を目指して来期から戦う所存でございます。


これからの活躍に乞うご期待!!


C2

青嶋宏樹



対局者 蒼井ゆりか・金子貴行・谷岡育夫・清原継光

着順   4・①・4・2

ポイント  ▲0.3 (トータル ▲24.4)

最終順位   23位

結果 残留


最終節少しのマイナスなら残留できるかな?というポジション。

今期は上手く打てた?トップも多いがラスを引くことも多かった。

C2に上がって2期連続昇級のチャンスを逃したので降級のピンチもそろそろあるかなとは思ってはいたが、今期は内容が悪くないと思ってるだけに降級したらキツイなぁーまぁ負けたら負けたでまた下からやるだけ。


1回戦目から大きいラスを引いた。

前までだったら絶対残りプラスして残留と思っていたが気合いれてもしょうがないので落ち着いてできた。

少しのマイナスで4回戦に入った。

ラスを引かなければだいたい残留。

後少しで残留できるかもと思ったらだんだん足が重くなってきた。

目標が見えてくるとひよりぎみになるのがまだまだだなあー。


おかげで捌けずスーパーロングゲームの打ってはいけない親の7本場では痺れたなー

運良く残留できたので来期もまたC2で頑張りたいと思います。


C2

大橋幸正


対局者 山川高志郎・鳥越真仁・林潤一郎

着順 ②・4・②・4

ポイント ▲23.6(トータル+32.2)

最終順位 14位

結果 残留 


コメント

昨年の大晦日に、最高位戦の若手有望株の清野高広プロから


「安藤さんと面識があるなら、是非応募してみては?」


というラインが届いた。


数ヶ月前に清野プロとライン交換して以来、初めてのラインで、何事か?と思い、一緒に送られてきた動画を見てみる。


株式会社ACE代表取締役である静岡プロリーグにも参加している安藤銀一プロがYouTubeで発信しているニュージェネchで



【個人スポンサー始動】



という動画。


・地方で活動しているプロを応援したい。東京で開催される試合の交通費を全て安藤プロがもってあげて、有望な地方プロが積極的に東京で試合を出来るようにしてあげたい。


といった内容。


「なんて魅力的な話なんだ‼️」


と思い、食い入るように動画を見る。主だった条件として、


1.競技麻雀に真剣に取り組んでいる


2.安藤プロと面識がある(最低条件として、相互フォローである)


3.ひよこ堂さん&エースさんのゲストやニュージェネchに出演出来る


4.安藤プロと飲み(食事)に行ける


5.今後、見込みのあるプロである(本気で麻雀一本で飯を食っていきたいと思っている存在)




1.◎(本気で鳳凰位目指してます)


2.◎(相互フォロー且つ面識あります)


3.◎(私で良ければ、是非!)


4.○(お酒は長年飲んでませんが、食事は行きたいです)


と、1〜4までは合致しているが、問題は5である。



私は見込みのあるプロなのか?



私がプロ入りしたのは2017年で36歳の時である。


当初の目標として、3年以内に(40歳までに)


・ビッグタイトルを獲る


・中部プロリーグ優勝


この2つを目標・・・というか、自分へのノルマのつもりで活動してきた。


結果、3年はおろか、7年経っても、両方とも達成出来ずに、もがいている状況である。


私もすでに43歳、いまだにトッププロになって、麻雀一本で生計を立てていけることを夢見てはいるが、そうなる為には残された時間は少ないと思う。


現在、私は整体業と麻雀店のゲスト、麻雀教室で生計を立てていて、可能な限り、公式対局に出場しているが、低収入である為、いっぱいいっぱいの生活を送っていて、例えば、東京の試合では夜行バスを利用して、なんとか工面している状況である(今日も今から夜行バスです)


はっきり言って、試合に出れば出るほど、金銭面が苦しく、生活に支障が出ている状況である。



いい加減、来期は出場する試合を減らして、今後の人生を考えないといけない。


と考えていたところに、今回の話を知った。


すぐに飛びつきたい(立候補したい)話に思えるが、


・43歳でいまだにうだつが上がらない自分は見込みがあるのか?


・スポンサーについてもらうということは、試合に臨む際、背負うものが大きい。ちゃんと期待に応えられるのか?


といったことを考えると、


はい、立候補します✋


とは、すぐにいかなかったのである(夢見るMリーガーって、背負うものが大きくて、凄いなと感じさせられた!)


数日、私の頭の中は、このことでいっぱいで、たくさん考えた結果、



・可能であるなら、是非、お願いしたい。立候補します。



という結論になりました。



動画内で、安藤プロが


「1年契約で、安藤と契約してみませんか?」


とおっしゃっていて、


最後のチャンスだと思って、1年、今まで以上に命懸けで頑張ってみたい‼️


と思った次第です。



と立候補する気持ちになってから、本日の最終節は、何が何でも昇級したい気持ちがより強くなった。


特昇で鳳凰戦初参加→1年でC2からC1へ昇級


の方が見込みがあるし、トッププロになる為に必須な肝心な所での勝負強さを見せなければならない


という強い想いを持って、本日の対局に臨みました。



結果、勝ち切ることが出来ずに、残留となりました。


勝負弱さ、自分の甘さが垣間見えた対局で、反省すべき点もあり、いつも以上に落ち込む結果となりました。



今期は、鳳凰戦のみならず、他の公式対局でも、思うように結果が出ずに、苦しんだシーズンとなっています。


来週は中部プロリーグ最終節。決勝に進出する為には厳しい条件ではありますが、可能性がある限り、しっかりと準備して、必死に試合に臨みたいと思います。


C3

鈴木郁孝



対局者   岡田紗佳・石森隆雄・末続ヒロトシ

着順 3・4・2・4

ポイント ▲55.2 (トータル ▲6.6)

最終順位 22位

結果 残留


コメント

2024年は飛躍の年にしたい。

そう決めて今日という日を迎えた。

準備はしてきたし今日に備えて正月休みをほとんど麻雀に費やした。

現状は昇級ボーダーから少し下の位置、上だけ見て戦えるポジション。

1回戦のから攻めたし手も入っていたがアガリに繋がらない。逆に放銃となり点数がどんどん減っていた。

それでもメンタルは保っていたと思う。

2回戦やはり苦しいスタートとなったが戦っていれた。

昇級に届かないくなる決めてとなったのが石森さんに放銃した7,700と末続さんに放銃した11,600。

どちらも充分な打点のテンパイからの放銃であったがこれが我慢してたらまだ違う展開があったかもしれません。

自分の今期の戦いはここで終わりました。


まだまだ大事な対局が控えてます。気持ちを切り替えて麻雀と向き合いたいと思います。


次こそは‥

やったります!


C3

平野敬悟



対局者 島崎涼・西岡慎泰・鈴木宏明

着順 ③・①・①3

ポイント +41.0 (トータル ▲103.1)

最終順位 34位

結果 降級


コメント

半荘2回終わって浮くことができ、それ以降はマイナス200Pという最悪のケースはほぼ考慮に入れずに伸び伸び自分都合で打つことにした。

3回戦は押し引きや手組みが上手くハマり大きいトップ。

最終戦は60,000点から70,000点ほど必要かと思い、大振りしすぎて失敗。

まさか残留ボーダーが40ポイント近く下がるとは。。

結果的には自分の卓内のトータルで上位2人に入ることが出来ていれば通過だった。

最終戦は開始時は卓内最下位だが、下とそれぞれ45P、42P、23Pという差だった為やり方次第ではあったかもしれない。

ただそんな結果論を悔いても仕方がないし、そもそもそれまで負けすぎていたのが悪いので気持ちを切り替えてすぐに戻ってきます。


C3

島崎涼



対局者 西岡慎泰・鈴木宏明・平野敬悟

着順 ②・②・2・②

ポイント +21.5 (トータル▲21.0)

最終順位 25位

結果 残留


コメント

降級圏内で迎えた最終節。

色々と戦い方を考えてはみたが、難しいことを考えながら麻雀をするよりも、シンプルに浮きを考えて戦うと決めた。


同卓者の中で下位の2名(若干の可能性で3名も有り得る)が降級になってしまうだろうと思っていたが、3回戦を終えた段階でトータルが卓内トップになっており、最終戦は伸び伸び戦うことができた。


今になって考えてみると、第1節・第2節あたりは色々と考えすぎていてかなり縮こまっており、普段通りの麻雀を打てていなかった。

普段通りの麻雀を打てたからといって必ず勝てるわけではないが、自分が後悔しない打牌を心がけたい。


来期はもっと良い麻雀が打てればと思います。



C3

鈴木秀幸



対局者  日吉辰也・堤文吾・田代航太郎

着順 3・①・①・4

ポイント  +17.5 (トータル +1.0)

最終順位 17位

結果 残留


コメント

皆様明けましておめでとうございます!本年も宜しくお願い致します!

さて最終節。

残留目標の中で始まった初戦。

はい!まったく手が追いつかず戦えずの3着スタート。

最終節はどうしても普段より皆んな前がかりになるとは思うが、一回聴牌しただけで捨て牌二段目入る頃には毎局受けていた。

1日を通してだが、危険牌は勿論のこと放銃牌も絶妙にピントがあっていた。

ローリン!ローリン!聴牌からでもローリン!完全にローラースケートを履いていたと思う。

まず心の弱い自分を戒めるために

中途半端な聴牌はとらない。

それが二回戦のコツコツと集めたトップにつながり、三回戦につながったと思う。

朝浜松駅で某プロが食べていると噂の○○定食を食べるか悩んだが

、(わざわざ家に朝食あるのに)

自分はオレンジ色の看板に吸い込まれていた。

結果としては三回戦のタンピン三色の11,600で楽になったが、多分鳳凰位戦初対戦の実況パイセンと 戦え楽しかったです。


最終結果を見ると、最終戦五万点弱のトップでボーダー下がったため昇級もあったかもだが、今期に関しては復帰戦ということもあり

戦える自信が確信に変わったので

よしとしよう。

150キロの真っ直ぐと天下の宝刀の

スライダーがなくてもやっていけるのだ。

静岡プロリーグも今月最終節。

自分らしく打とうと思います。

若手にはもう少しだけ、うざいオジサンとして立ちはだかる存在でいようと思います。

もう少し麻雀がんばれそうです。


【編集後記】


第40期後期で昇級を決めたのは渡辺史哉!


前期で悔しい降級をして半期で戻ってきた。


今期降級してしまった平野も実力は十分だ!!


この悔しさを来期にぶつけてほしい!!!


明日の日曜日組の応援も宜しくお願いいたします!!!


(編集 高橋大輔)