第39回静岡リーグ帝静戦決勝戦見どころとお知らせ | 静岡支部員のひとりごと

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日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

名称が帝静戦になってからは、これが初の決勝戦。
メモリアル優勝の栄冠は誰の手に?
栄えある舞台に勝ち進んできたのは、この5名。

【選手紹介】
(5名の方には事前に4項目質問させてもらっています。)

①出場回数 最高何位か
②雀風
③今回マークしてる相手
④決勝に向けて一言

1位通過 渡辺洋巳プロ



①出場38回・決勝は3回目・最高4位
②手役派だと思います。
③川崎プロ
④めったにないチャンスなので優勝目指して頑張ります。


2位通過 岡本和也プロ



①出場20回・決勝は4回目・最高は準優勝
②門前も仕掛けも何でもやるオールラウンダー(に変わった気がします)
③川崎プロ!
というのはありきたり過ぎて、読者もゲンナリしそうなので、私は渡辺洋巳プロをマークしています。

渡辺プロは良くも悪くも素直な打ち手だと思っていますが、その渡辺プロが200pt以上の大勝をしての決勝戦進出。

調子が良くない訳がありません!
アドバンテージポイントもあるので、渡辺さんの親番には特に気を付けて加点チャンスを少しでも潰していけるよう立ち居振る舞いたいと思います。

④前回出場した決勝戦は、最終戦オーラスまではトータル首位でしたが、最後の最後に川崎プロに捲られてしまい、準優勝で終わりました…。

あれから長い時間が経ちましたが、ようやく雪辱を果たす機会が訪れたので、これまで培ってきたものを総動員して、初優勝目指してガムシャラに頑張りたいと思います!

3位通過 松本貴仁さん



①出場5回・決勝は初出場・最高9位
②自分では特に意識していませんが、みなさん僕をどう思いますか!?
③渡辺プロ 岡本プロ 川崎プロ です。鷲見プロは別にいいかな(嘘です) 全員プロですし雀風が皆さん違うので作戦考えています。
④初めての決勝でプロ相手なので遠慮なく楽しみたいと思います(笑)

4位通過 川崎義之プロ




①出場10回・決勝5回目・優勝4回
②ウナギイヌ打法
③渡辺プロ。予選は断トツのトップだし、プロリーグでも大勝していて調子がよさそうなので。
あと気になるのは松本さん。対戦回数が少なくどんな麻雀を打ってくるのかまだよくわからないので。
④いつも通り戦って、いつも通り優勝するだけ。

5位通過 鷲見隼人プロ



①出場28回・決勝6回・第13回優勝
②古い
③唯一の一般参加の松本さん
④久しぶりの決勝なのですごく楽しみです。
5位通過ということで気楽に腕振って行きます!
毎回毎回川崎さんなので
そろそろ他の人が勝つところを見せたいと思います。


今回の見どころは現王位渡辺史哉・前期静岡プロリーグのチャンピオンの青嶋宏樹
の二本立てです!


【渡辺史哉の見どころ】

決勝戦は6回戦で行われる。
5回戦終了時、最下位の者はそこで敗退。
最終6回戦で優勝者を決める。さらに通過順位で以下の
アドバンテージが与えられる。

1位通過+40P2位通過+30P3位通過+20P4位通過+10P

一見するとシステム上。一位通過の渡辺プロが有利で五位通過の鷲見プロは不利に見える。だが、公式ルールの40ポイント差というと、半荘1回トップラスを決められると縮まるくらいの点差なので、見た目ほど余裕があるわけではない。

打ち手によってはポイントを持っていると、守りに入りたいという感情を抱いてしまうだろうが、ポイント差を離すという意識で戦わないとすぐに追いつかれてしまうことは想像に難くない。

上記を踏まえた上でこの決勝戦鍵となるのは、間違いなく松本さんだと思う。
松本さん以外のプロ4人は、お互いの手の内が分かっており、何かしら対策や作戦を練ることができるだろう。



しかし松本さんの麻雀を、深く理解している人はいないだろう。
1番理解してそうなのは鷲見プロだが。

三位通過で20ポイントというアドバンテージも、本人にとっては極端に攻めに寄せたり、守りに寄せたりする必要がないので気楽に麻雀ができるちょうどいいポイントではなかろうか。
周りを気にせずいつも通り打つのが優勝への近道だろう。

松本さんをバランス型と表現するならば、渡辺プロと鷲見プロは守備型で岡本プロと川崎プロは攻撃型に分類できる。

攻撃型と言っても2人の攻撃の質は、かなり異なるように見える。
岡本プロは聴牌効率より打点効率を重視して、川崎プロはその逆という印象がある。
川崎プロの場合。牌の流れに逆らわず和了を重ねて相手を圧倒するのが勝ちパターンだという印象がある。





岡本プロは打点にこだわりがあり、副露もリーチもするが黙聴で高打点をしっかり和了するという印象がある。
これだけでも2人の合戦が見どころだと言えるが、松本さん、渡辺プロ、鷲見プロがこの合戦に割り込んでくると考えると、この決勝戦は本当に至高の対局となり得る。

守備型の2人にとっては先行された時に、後手から押し返す局面をどれだけ作れるかが優勝できるかどうかを左右することになるだろう。

門前で打点を作るタイプにとって、先行された時の対応はかなり重要。
攻めてきてる相手を討ち取ることができなければ厳しい展開になるだろうが、決勝戦に進出したその手腕で一撃必殺を決めてくれることを期待している。


【青嶋宏樹の見どころ】

見どころとか展開予想とか
分からない方ですが今回は分かります笑

それは川崎が勝つかどうかと
他の4人がそれを阻止できるか?ということ。
川崎は4回決勝進出していて全て優勝している。

川崎さんはもういいよと言っている人がたくさんいたがその人たちはまた勝つのではないかと思っているんじゃないか?
記録ってみんな好きだから。

今回勝つと静岡帝静戦、最多優勝。
すごい記録だ。だけど他の決勝進出者は
それを阻止しなくちゃならない。
力が入る。

マークしている選手で、川崎と書いてもいなくても意識しているのが伝わってくる。
断固阻止。

展開的に結託もあるか?
でも展開予想とかは苦手なので
後は1人1人に思うことを書きたい。


堂々の首位通過の渡辺。



第8回以来30回ぶりの決勝進出。

今回200P以上勝っての決勝進出。
石橋を叩いて渡るような打ち方が印象的な渡辺だが、何か掴んだか!?



首位通過でポイントをリードしたスタートとはなるが、ポイントを守るような打ち方をしていて勝てるとは本人も思ってはないだろう
が、実際に思ってるのとやれるのは違う。
本当に腹を括って、予選までの勢いで打てるか?
渡辺の真価が問われることになるだろう。

2位通過の岡本。

岡本は29回以来の決勝で
その時優勝したのは川崎。
自分もその時出場していたが、最終戦に信じられない捲り方をされたのを覚えている。
雪辱に燃えているのは間違いない。
今回の決勝メンバーの中でも1番優勝するための方法論をやってのけれる選手だとも思う。


3位通過 松本貴仁さん

初の決勝進出の松本さん。
普段からるっくで競技麻雀の
腕を磨く選手だ。
自分も何回か打たせてもらったことがあるが、はっきりいって図々しい笑
麻雀において図々しいは褒め言葉。
相手が全員プロで初の決勝戦。
緊張せずに普段通りに打てば勝機もある。
まずは楽しんで打ってもらいたい。

4位通過 川崎義之

決勝進出4回。優勝4回。
優勝は太田と並んで最多の4。
今回5回目の決勝進出で
単独最多優勝の5回目を狙う。
静岡の伝説。ミスター静岡リーグ。
ひぃっ!
もう勘弁してください。

それにしても
ウナギイヌ打法ってなんだ、、、?
いつも通り戦っていつも通り勝ちます?
そんな毎回麻雀勝てないんだよ!笑
実際勝ってるのが面白くないけど、、、
記録達成なるか!?

5位通過 鷲見隼人プロ

ポイント0スタートで
1番ビハインドがある鷲見。
普段はバランスがとれた打ち筋だが、
優勝するとなってはバランスとか言っててもしょうがない。
普段の麻雀とは違う、決勝仕様の鷲見が見れるのは面白そうだ。
第13回以来の優勝を目指す。



ついに日曜日!
川崎が勝って最多優勝記録5回を達成するのか!?



それとも他の4人が記録を阻止して
初めて決勝戦で川崎に土をつけるか?
そうなったとしたらそれは誰か?
VS川崎
その火蓋が切って落とされようとしている。



【第39回静岡リーグ帝静戦決勝戦】

13時対局開始
場所 るっく(Lookup2階)

対局者
渡辺洋巳×岡本和也×松本貴仁×川崎義之×鷲見隼人



観戦自由です。


【お知らせ】

第40回静岡リーグ帝静戦では参加者を募集中!!
(第39回参加者は自動更新です)

(日程)
第1節 9月18日
第2節 10月16日  北関東コラボゲスト 吉田幸雄・西嶋ゆかり・菊地美羽
第3節 11月20日  
第4節 12月18日  ビッグゲストデイ!(詳細はまだ明かせません(笑))
第5節 1月15日  黒木真生ゲスト・そしてもう一人スペシャルゲスト来ますよ~

(申し込み方法)
公式ラインにて申し込みできます。
静岡支部事務局公式ライン
https://lin.ee/Zxm5WIX

お名前・登録名をいれて申し込みしてください。
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