ヒンドゥー教の聖地、ヴァラナシから空路でニューデリーに行き、そこからアグラへ車で移動しました。
高速道路を使いましたが、およそ4時間。
朝早くから行動していたので、NONさんもワテクシもものすごーく疲れてしまい、せっかく素敵なホテルに到着したのに、夕飯はパスしてすぐにお部屋で休むことにしました。
が、部屋に案内してもらう時に、ガイドのサチさんが「ラッキーね~!お部屋がアップグレードできましたよ。スイートです。ラッキーね~
」と。
へ?スイート?
いやいや、ラッキーって言ったって、追加料金をいくら取られるの?
と怯えていたら 「同じ値段でアップグレードできました。ラッキーね
」と。
・・・へ? それ、ラッキーというより、ガイドさんの手腕なんじゃないの?と思いつつ、お部屋に入ると・・・。
スィート~!!!めっちゃスイート!
グッタリとしていたはずのNONさんもワテクシも急にテンションが上がりました
お部屋はこんな感じ↓
広いお部屋が2つ、パウダールーム・バスルーム(バスの他にシャワールームあり)、トイレが2つ。
1面のカベがドア仕様になっていたので、コンパートメントになっているのだと思います。お隣の部屋も合わせたらかなりの広い部屋でしょうね~。
でも、もう充分です。
ニューデリーのお部屋の何倍もあったし、綺麗だし、本当にラッキー
結局、夕飯は食べませんでしたが、広いバスタブでバブルバスにゆっくり浸かってこの日は就寝。
ちなみに、気が付いている方もいらっしゃるかと思いますが、
ダブルベッドでした(笑)
翌日は気持ちよく起床~!
アグラの朝日も美しかったです。
広いホテルなので、朝食のレストランの場所が分からず、フィリピンから来ていた女性観光客に教えてもらい、無事に朝食を食べることが出来ましたww
この女性、ニセコにスキーをしに来たこともあるとか。
ほう~。
↓バルコニー・ロビー・朝食
↑毎日トマトを食べている気がするww オムレツの中身もトマト&マッシュルームww
しっかり食べた後はいよいよタージマハルに向かいますが、その前にサリーをレンタルして着付けをしてもらいました。
↑の4コマ漫画にも書いたのですが、予想以上に肌の露出(二の腕とお腹)があり、朝食をたくさん食べたことをちょっと後悔しました。ええ、お腹のお肉は朝食の所為ですからね!!
それと、ハイウエストのゆるゆるおパンツは、リンパ浮腫防止も兼ねていますからね!
そんなこんなで2人とも着付け完了~
↓NONさん 鮮やかな青のサリー。ヴァラナシで買ったストールともよく合います。素敵~。
↓ワテクシ。 めずらしく赤。色も柄も気に入ったのでコレに。
諸事情により、自主規制が入っておりますww
着付けをしてくれた可愛い女の子はスタイルもいいし、ヘアスタイルも素敵だし、英語も話せます。
(インドの観光地ではほとんど英語が通じます。お土産屋さんでは日本語が通じるところも多い)
ありがとうね~!
サリーをきたら、いよいよタージマハルに向かいます。
タージマハルではセキュリティチェックをうけ、靴の上にはくカバーとミネラルウィーターをもらってから入場します。
【タージマハル】
ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、若くして亡くなった最愛の王妃ムムターズ・マハルのために建てた白大理石造りの巨大な建造物。墓廟のドームとその周囲にある4本のミナレットはイスラム建築に、水を配したペルシア風の4分割の庭園をがあり、ムガル様式と呼ばれるもの。シンメトリック(左右対称)なデザインになっていて、当初はヤムナー川の対岸に黒大理石によるシャー・ジャハーンの墓廟が作られる予定で、この二つで完全なシンメトリックとはずだった。
まずはメインゲート
こちらはほとんどが赤砂岩で作られています。白大理石とのコントラストが美しいです。
↓イスラム教のコーランが描かれています。
メインゲートの正面に移動すると!!!
見えた~!!!真っ白なタージマハル!
いや、メインゲートや庭も含めてタージマハルなので、見えているのはタージマハルの中の墓廟デス。
天気が良いので、青い空に白い大理石が栄えます
ゲートから出ると・・・
ぉおお!大きい!そして、美しい!(そしてすごい人!)
水に映るタージマハルの撮影をしそこなってしまった!!!無念!!
こういう時はカメラマンに同行してもらっておくといいんですね~。
私たちは定番のショットのみ、カメラマンに撮影してもらいました。
水には写っていないけれど、綺麗に撮れています。
ミナレット(4本の尖塔)は地震が起きた時に、中央の霊廟を壊してしまわないように少し外側に傾けてあるそうですが、見た感じでは分からなかったです。
再びワテクシ撮影
ドームや窓の曲線がなんとも美しいです。気品が感じられます。
ロシアのワシリー寺院のドームは色とりどりでユニークな美しさでしたが、タージマハルは緻密なシンメトリーで、色も白で統一されていて、完璧な美!という感じです。どちらも好きです~。
ドーム部分↓
白大理石ですが、グレーやベージュがかったものもあり、それがかえってモザイクのようで美しいです。
ここからメインゲート側を振り向くと↓こんな感じ。
シャー・ジャハーンと王妃の棺は地下にあります。↓の部屋から下を覗くことができますが、撮影禁止。
(そうは言っても撮っている人がたくさんいた
)
私は部屋の外から撮影。ガイドさんが「ここからならOK」って教えてくれました。
天然石をはめ込んだ象嵌細工とレリーフ
天然石は世界各国から取り寄せたそうです。メノウや翡翠、場所によって色が違うのがまた良いですね。
そして、レリーフの繊細なこと!!! ちょっとアール・ヌーボっぽいね。
これが全部手作業だから22年もかかったのですね。そしてお金もかかりすぎちゃったのね。
ミナレット↓
トルコのミナレットのように拡声器はついていませんww
裏側に回るとこんな感じ
窓に奥行きがあるので、太陽の光が当たった時に、深い陰影ができるんですね。
大理石も日向と日陰では見え方が全然違います。
朝・日中・夕方・夜でそれぞれ表情が違って見えるというのも納得です。
↓陽の光を反射する大理石。タージマハル専門のガイドさんがちょうど光っているところを教えてくれました。
川の向こうに立てられるはずだったシャー・ジャハーンの墓廟予定地(笑)
タージ・マハル建設に膨大な資金を使いすぎて後に幽閉させられる事になったアグラ城も見えます。
墓廟の後方には左右対称に同じ形のものが立てられています。でも、中はモスクと迎賓館という全く別のもの。
ぐるっと一周回って、正面に戻ってきました。
メインゲート、いいなぁ。好きだな~。
しかし、凄い人。
ここで、インド人少年にナンパされた写真を撮ってもいい?と聞かれたのでもちろんOK
声を掛けてきたのは手前の少年でした。おませさん★
私の隣のお姉さん、サリーもお顔も美しかったです。あ、NONさんじゃなくて左のワインレッドのサリー着たおねーさんね(笑)
インドの人はみんな気さくなようで、観光客がサリーを着ているのを見ると「綺麗ね」とか「素敵ね」っていってくれます。
いやぁ、それほどでもぉ~!(久しぶりだな、このセリフ)
残念ですが、そろそろ墓廟から離れます。
窓の陰影が一番よく見える写真かな?
サリーを着てしゃがんで撮影していました(笑)
ゲートに戻ると、可愛い子がいたので撮影させてもらいました。
大きくなったらとなりのママみたいになっちゃうのかな(笑)
ママの足はヘナタトゥーですね。(足が汚れているわけではないですよ^^)
↓NONさんとワテクシの残念写真
上:逆光で顔が全然見えない上に、ドームのてっぺんが切れている
下左:さっきの子が真後ろにいたり、人が写りこみ過ぎ
下右:定番のポーズをするも、てっぺんがつまめていないワテクシww
タージマハルを出て、近くのカフェに入ると、庭からとても良い景色が眺められるというので、庭(実際には階段をたくさん登ってたどりついた丘)に出てみると・・・
墓廟と迎賓館が一緒に見えました。
・・・夕方だったら綺麗だったかな?ww
その後は馬車に乗って車まで戻りました。
前の座席はサリーを着ている私達には乗り降りが難しそうなので後ろの座席に。
・・・って馬の顔が写ってない!白い綺麗な馬なのに!
馬車からの眺め。
でも、前日までいたヴァラナシとこんなにも違うかな~!というくらい道も良いし、優雅な感じ。
でも、どちらの街も好きです。順序としては、ヴァラナシが先で良かった(笑)
しかし、どちらの街も物売りはしつこかった!!!!これはインド全土なんじゃないかな。
タージ・マハルの大理石を見た後は、大理石のお土産屋さん。
ぎゃー!!!素敵!!たまらん!
うっとりざます。
大理石細工の価値は大きさではなく、細工の細かさで決まるそうです。
うん、そうだね。細かい細工を見せられた後に、そうでもないのを見ると物足りなさが半端ない。
2枚目の写真のエアコンの右下の大きなプレートは本当に美しかった!!
でもね。大理石だからお高いの。安いものでも1万円以上で、上は数百万なの。
最初に店員さんに予算を聞かれて、試しに出せる金額の半分くらいを言ったら、倍の値段のものを持ってきた(笑) つまり、予算ピッタリね。
や、やるな、おぬし。
結局、予算をややオーバーしたものを少し安くしてもらって、小さ目のプレートを購入しました。
インド旅行で一番の高額商品ですが、もう2度と来れないだろうから後悔しないよ!
(と言っても、そんなに高いのは買えなかったけど)
お土産画像は後でまとめてUPします。
ここで午前中の観光は終了。ランチのあとはアグラ城観光ですが、それは次回にします。
どんどん長くなる旅行記にお付き合いいただき有難うございます。
感想などいただけますと幸いでございますww
一緒にインドの旅をしてくれたNONさんのブログはこちら