ブログ引っ越しました^^ノ
久しぶりに更新です^^ノ
このたびエキサイトブログの方に
「創作イタリわ料理 カメマン」
のブログをたちあげました:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
レストラン付き住宅に引っ越して約半年。
2010年の春のオープンを目指して奮闘するブログです。
時々4コマもやりたいと思ってます(≧▽≦)
もしよかったらのぞきにきてください↓
編集後記
もうすぐ暖かい春がやってきます![]()
私はダーリンちゃんを愛しているし
、きっとダーリンちゃんも私を愛してくれていると信じてます![]()
ダーリンちゃんと結婚してよかったと思ってます。(時々思えませんが
)
結婚して8年が経ちました。
私に「私の家」がある限り、私は強く生きていけると思います![]()
また本格的に飲食業の道に戻ろうと考えています。
いつになるかは分かりませんが、レストラン
を開きたいと思っています。
今、私はその準備を始めなければいけません。
さて今年は忙しくなる予感がします![]()
今まで私の何の役にも立たないブログを見に来てくださった多くの皆様、ほんとうにありがとうございました。
ブログという公開日記を通じて、私は人とつながっている楽しさを実感できる貴重な経験をさせてもらいました。
また機会があれば、「太腕繁盛記」でも
「ぶた日記」(ミニブタを飼うのが夢
)でも
「戦国マ二ヤ」でも、
思い立った時に始めたいと思っています。
その時はまたよろしく見にきてやってくださいませ^^ノ
本当にありがとうございました![]()
ダーリンちゃんと私④
結婚して4カ月目に突然、滋賀県に転勤することになった。
私は生まれてこのかた横浜を出たことがない。
誰も知らない土地で、ダーリンちゃんと2人で暮らしていかなければならない。
泣いても時間は無情に過ぎていくだけ。
喧嘩したからと言って簡単に実家に帰ることもできない。
困ったことが起きても2人だけで解決していかなければいけない。
否が応でも2人で助け合って支えあって「生活」を遂行しなければならないのだ。
それは意外にも私にとって心地の好いものだった。
「ここは私の家?」と、私がダーリンちゃんに尋ねる。
「当たり前だろ」と、ダーリンちゃんが答える。
「私はここにいていいの?」
「当たり前だろが!」
ダーリンちゃんのいる場所が私の家だと分かった。
綱から降りようと思った。
たとえそこが暗闇の中でも、そこにダーリンちゃんがいれば、そこが私のいる場所なんだと分かったから。
久しぶりに地面に足をつけてみると、そこは温かい土の上だった。
つづく
ダーリンちゃんと私③
「結婚」という一見おめでたい事実は、確かに私のいた不安定な場所から私を逃れさせてくれた。
しかし、そこはゴールではなかった。
今にも切れそうだった綱の上から、隣の少し丈夫な綱に乗り移っただけだった。
得体のしれない大きな黒い塊のような「不安」が私を包み込む。
結婚当初から、いや、結婚する数カ月も前から、私はダーリンちゃんを愛する自信を失っていたし、愛される自信もなかった。
結婚をして、結婚生活を送る。
そんな当然のことが不可能であることを、私は少しも疑わなかった。
ことあるごとに私は「りこんする」と言葉に出して言った。
そのたびにダーリンちゃんは「なんでそんなこと言うんだよ!」と怒った。
ことあるごとに私は「しぬ」と包丁を持ち出して言った。
そのたびにダーリンちゃんは「なんでそんなことするんだよ!」と泣いた。
正体不明ゆえに解決しえないまま、「不安」は私の心をむしばみ続けていった。
つづく
ダーリンちゃんと私②
私とダーリンちゃんはお酒が大好きだ。
「もし自分がアルコール中毒になっても、酒をやめろ、と絶対に言わないでほしいんだ」というダーリンちゃんの気持ちが分からなくもない。
つきあい始めて2カ月が経とうとしていたある日。
澄んだ夜空にはっきりと星がまたたく、寒い夜だった。
その日もいつものように私とダーリンちゃんはお酒を飲んでいた。
何気なく移した視線の先に、新しいカレンダーがかかっている。
ただなんとなくそれを手に取り、そしてやはりただなんとなくページを繰っていった。
11月までたどり着いたとき、ふと私とダーリンちゃんがつきあい始めた日が何曜日なのかが気になり、その日に視線を落とした。
「ねぇ、私たちのつきあい始めた日、今年は日曜日だってさ!!」そしてなんの他意もなく、「結婚式があげられるね!」と言った。
ダーリンちゃんはカレンダーをのぞき込み、「ほんとだ!できるね!」と言った。
結婚が決まってしまった。
しかも逆プロポーズという形で・・・・。
それでも嬉しかった。
何が嬉しかったのか。
それは今いる不安定な場所から逃げ出せる口実ができたことだったのかもしれない。
つづく
ダーリンちゃんと私①
私がダーリンちゃんと出会ったのは、私の心がとても不安定な時だった。
まるで素人の綱渡りのような不安定さだ。綱の上にはかろうじて乗っているけれど、前に進むこともできなければ後ろに下がることもできなかった。
眼下には吸い込まれそうな闇があるだけだ。
「いらっしゃいませ」と私は言った。「またいらしてくれたんですね」
常連さんのダーリンちゃんが返事の代わりにはにかんだ。
当時、私は居酒屋に勤めていた。いずれ自分の店を持ちたいと勉強していたわけだが、3年ほど経ったそのころ、若さゆえにか、行き詰ってしまっていた。
有体にいえば人間関係に苦しんでいた。
大型チェーン店の人の出入りは激しい。知らない人が突然入ってきて突然上司になる。
コップに酒を満たして厨房に立つ人間もいれば、お客様の見ている前で喧嘩をする人間もいる。なんとなく気に入らないという理由だけで、同じ仲間の従業員に無視をする人間もいる。
そんな人間が突然やってきて、上司になる。私には理解できなかった。
その中でも特に理解できなかったのは、料理のまずい料理人だった。
プライドだけは高い。でも誇りも何もあったもんじゃない。
だからと言って上司。何も言えない自分。それも情けない。
ただその場から逃げたかった。
ダーリンちゃんと出会ったころは、私にはほかにお付き合いしている人がいて、その人と結婚したいと思っていた。
「結婚して」と言うと、その人は首を横に振った。お互いにまだ若かったし、その人にはミュージシャンになる夢があった。
それはずるかったかもしれない。
でも本当にその場から逃げださなければ、私は私を殺してしまったかもしれないくらいに追い詰められていたのだ。
ダーリンちゃんなら結婚してくれるかもしれないと思った。この場所から逃げれるかもしれないと思った。
つづく












