ファスナーポーチの刺繍が完成しました
全体的にシックだけれど、ピンクの円い刺繍が入ってかわいさもあるでしょ
今日は、この円い刺繍の刺し方をご説明しますね。
糸は4本取り。
サーモンピンクの濃淡とブラウンの濃淡の組み合わせです。
十文字を刺します。
端から端まで1cmほどです。
交差した部分を十文字に留めます。
中央の小さな十文字の周りにハートを4つ描くようなつもりで、バリオンリングステッチを並べます。
円形のリングではなく、少し幅広の半円のようなリングを刺しましょう。
外から内へと留めます。
ハートの中にもう一つバリオンリングステッチを刺しましょう。
これも留めます。
バリオンリングステッチは、丸まったリングが布から少し浮きあがるので、糸が何かに引っ掛かることがあります。
財布やポーチなどは、出し入れする際に引っ掛からないよう留めておくのが無難です。
すき間にフレンチナッツステッチを刺しましょう。
これで完成です
こちらは色違い。
3つとも同じ色にするより、少し変化がある方が楽しいかな…と。
仕立てに出して、ファスナーポーチに仕上げていただきます。
完成までお楽しみに
朝晩少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました
二十四節気では9月8日~22日を「白露(はくろ)」、その真ん中の9月13日~17日を七十二候で「鶺鴒鳴(せきれいなく)」と言います。
草花や木に朝露が降り始め、川辺で鶺鴒が鳴く頃という意味だそうです。
ステキな表現ですね
刺繍作家・刺繍講師
ミハル
ホームページはこちら