三年熟成のみりんをぐぐっと煮詰めた甘みだけの
みりん酢飯。
みりんを煮詰めて糖度をあげた「みりん寿司酢」は白砂糖で作る寿司酢と違い色も茶色っぽく旨味が濃く仕上がります。
きちんと仕事をした寿司ネタと合わせるには少し強すぎですが、お家ではこれでも良いのではないかしら
と思っています。
寿司酢を作ると
まあまあドキドキする砂糖の量と塩の量。
そりゃ喉がかわくわけだ。
せっかくなのでお塩もイオン交換膜で処理されたお塩ではなく昔ながらのお塩で作りましょ。
2月はお休みとなったので久しぶりのパナソニック大阪 「くらしの大学講座」でした。
今回は味醂がテーマ。
味醂のアルコール度は14度弱。。。。
アルコール度数があるのでお酒が苦手な方は舐める程度の方から、くいっといかれる方まで
それぞれのみりんの味比べをすべく「利き酒」ならぬ「利き味醂」。
10年もの味醂はやはり皆様目を丸くしながらその円やかな甘味にあちこちから歓声が♪
みりんの座学を終えた後は
あらかじめ仕込んでおいた食材達。
カブの甘酢漬けや黄身のそぼろ
そして初カツオは甘酒と醤油、ちょっとアクセントに辛子でピリッと
表面だけ醸しております。
各テーブルごとで皆さま思い思いにてまり寿司を作っていただきました。
皆様綺麗に仕上げておられましたが残念ながらお写真はいつも通り各テーブルを回っているので撮る事はできず。
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と、インスタでつぶやいていたら参加者様が送ってくださいました
k様ありがとうございます(*^^*)
椿のてまり寿司・・・だけど
この日はどこを探しても紅心大根系がなく、やむなくラディッシュで色づけしたのでほんのり淡いお色にしかそまりませんでしたが
淡いピンク色の椿のてまり寿司が出来ましたよ。
粒粒は白扇酒造のみりんの搾りかす
「こぼれ梅」。
噛んでいくと口の中でどんどん甘みが広がります。
黄色は固めに茹でた卵の黄身を簡単にフォークで潰し、お酢を数滴たらし、塩を少々。
ミモザサラダなどにつかえ春らしい色味がとても綺麗で重宝します。
お料理でのミリンの効能などもお話しましたが
私もすべて三年熟成の古式製法のミリンだけしか使用するわけではなく
お料理によって使い分けています。
繊細なお出汁のお鍋の時は甘さも控えめな酒林(↑の味の母)が使いやすかったり・・・・
使いやすい味醂を見つけるきっかけにもなれれば嬉しく思います。
さてさてこの日使った初ガツオ。
ちょっと端っこを塩でしめて「塩カツオ」にしておきました。
京都のお料理屋さんでいただいてそれからすっかりはまってしまった塩カツオ。
半日しめただけでも
モチモチ具合がアップ!!!
これは美味しい~~~とお家でも好評♪
お酒もしっかりスタンバイ。
さてさて4月の講座もありがたい事に満席をいただいております。
5月の講座の準備もすすめております。
5月は行楽弁当やBBQにもってこいなお料理をご紹介できればと思います。
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