ラストは桜の名所でもある海津大崎にある酒蔵
吉田酒造さんに連れて行ってもらいました。
まずはこの景色を。。。。
昔と変わらない景色を残す海津の歴史から教えていただきました。
石垣は江戸時代から。
琵琶湖に流れる小さな小川には鮎が泳いでいるの見えるくらい自然豊かです。
昔から地元で愛飲され
地元で消費されてきた「竹生嶋」ですが
若い人は減り、高齢化が進むことで蔵の消費量も少しづつ減ってきているそうです。
こちらは木造のりっぱな柱と梁に支えられた蔵。
「小さな蔵です」とおっしゃってましたがとて蔵全体から香るなんとも言えない香りに
思わず深呼吸してしまいました。
2階の麹室は下にある樽に効率よく入れれるように底が抜けます。
こちらは板状の酒粕ではなく出来上がった酒粕をもう一度樽で熟成させることで液状化し
とても滑らかな泥状になります。
この酒粕!
長浜出身の祖母も話で聞かせてくれましたが、この酒粕で茄子や大根など季節の野菜を漬け込んでいたそう。
今でも米原の親戚のおばちゃんの自家製漬物は絶品です。
こうやって地元で消費されてきた酒粕も今では漬物を作る人も食べる人も減ってきたので
残ってしまうほどダブついてきているそうです。。。。
梁の傷も土壁も歴史があり
あっという間の時間でした。
え!え~んですか?!な試飲タイムも。。。。
だって後でたっぷり頂くのに
4種のお酒を試飲させていただきましたが
それぞれの個性が素晴らしい。
一口ずつ頂き
お隣の鮒寿司の名店「魚治【うおじ】」さんに移動です。
魚治さんに着いたあたりからものすごい豪雨!
台風の影響もあり夕方からはものすごい雨の高島となりました。
そんな中、鮒寿司について店主のサカイさんから鮒寿司の作り方を聞かせていただきました。
鮒寿司を作るのは人間ではなく微生物との共同作業。
ゆっくりと時間をかけて醸される独特の酸味や香りを、一日一日温度や湿度を人は見分け、微生物に機嫌よく過ごしてもらうかの作業「もり」。
やはり「子守」と同じと。
そんな人と微生物とが作り出してくれた鮒寿司をお土産に頂いて帰りました。
実は早速一昨日の「発酵基礎教室」でも皆さんに召し上がっていただきました。
初めての方も2回目という方も湖里庵さんの鮒寿司はいかがだったでしょう??
初鮒寿司の方はこの乳酸発酵した酸味にびっくりしていましたよ。
私も初めて頂いた時はびっくりしましたが、2度目、3度目ともなると・・・・
しかも作り手の方のお話を聞かせていただくと美味しさが増します。
お酒がとってもとっても欲しくなる鮒寿司。
発酵カレッジでは魚治さんのお話が聞ける講座もあります。
ぜひぜひこの機会にお話を聞いて、食べて、
五感で感じてくださいね。
魚治(うおじ)
湖里庵
HP→http://www.uoji.co.jp/index.htm
高島発酵カレッジ
リニューアルオープンしました!!
アレルギー対応:マクロビオティック・スィーツ&発酵アーユルベティックな異国籍DELI
HP:http://www.cheznouille.com/
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Chez Nouille
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