笑音3.なみだ雨（八代亜紀さんを偲んで）

八代亜紀、なみだ恋、雨の慕情、舟唄、演歌、歌謡曲。

大人向け社会派？冗談小話

笑音3.なみだ雨（八代亜紀さんを偲んで）

江戸の、のんき長屋物語！
「のんき長屋」の大家のご隠居と、家賃未払い居候の「チャ太郎」、「ロッケンおじさん」による、"落語風"会話。

（チャ太郎）
ご隠居！
いつも、「のんき長屋」に、ミュージシャンの訃報を、いち早く知らせてきてくれる「ロッケンおじさん」が、雨の中、走って来て、伝えてくれました。
2023年12月30日に、歌手の八代亜紀さんがお亡くなりになったそうです。

（ご隠居）
そうじゃの～。まさに「なみだ雨」じゃ。

昭和の昔は、いろいろな仕事をしていた人たちが、プロ歌手を目指したものじゃ！
熊本県のバスガイドから、両親を説得し、上京！
苦労の末に、テレビのオーデション番組で見事に10週勝ち抜いて、スター歌手に！
ワシも、八代さんの勝ち抜けは、よ～く憶えとる。
あのような声と歌唱法、歌唱力の歌手は、そうそうおらん！

昭和の歌謡界は、いろいろな仕事を経験してきた歌手がおり、本当にたくさんの個性的な声と歌唱法があったの～。
まさに、歌手としても、タレントとしても、画家としても、生涯現役！
根性を貫いた、筋金入りの歌手の八代亜紀さんだったの～。

ちょっとだけ、ワシの好きな楽曲を、聴かせておくれ…。

＊　＊　＊

当時の東京新宿は、この歌が本当によく似合う「夜の街」でした。
♪なみだ恋（1973・昭和48）

私は、洋楽ポップスを聴いた後に、よくこの曲も聴きました。
♪もう一度逢いたい（1976・昭和51）

♪忘れたいのに、忘れられない… 亜紀ちゃん
♪おんな港町（1977・昭和52）

昭和のお父さんたちは、冬の横丁で、この冒頭の強烈なフレーズをよく叫びましたね。
「さ～むい～」
♪愛の終着駅（1977・昭和52）

（ロッケンおじさん）
まさか、難病で治療中だったとは…。
お元気な時は、よく猫の絵も描いておられましたね。
亜紀ちゃんの、あの魅力的な目も忘れられません。
彼女の歌唱法を受け継ぐものは、出てこないかもしれませんね。

（ご隠居）
また、70歳台の名歌手が逝ってしまった。
「なみだ雨」がやまない！
♪雨、雨、降る、降る、もっと降る♪

♪雨の慕情（1980・昭和55）