小説の書き方教えます -13ページ目

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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小説の文章というのは、すべてが登場人物の視

点で書かれていなくてはなりません。


視点を別の人物へ移動させるのはかまいません

が、冒頭でいきなり風景描写を入れますと、誰の

視点かわかりません。


また、作者視点で書かれている、いわゆるナレー

ション的な文章は論外です。



誰かの視点で書く以上は、その人物になりきる必

要があります。


たとえば、その人物が困難に直面したとき、作者

ならどうするかではなくて、その人物だったらどう

するのか、と書かなくてはならないのです。



男性の作者が女性主人公の小説を書く場合、あ

るいはその逆の場合には、なりきるのは相当に困

難ですから、多くの人に取材しなくてはなりません。


同性であったとしても同様です。世代によって考え

方がまるで違う場合が多いからです。



小説内のすべての文章は、いずれかの登場人物

の視点によってのみ書かれなくてはなりません。


なので、作者視点による記述を絶対に混入させて

はならないのです。

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今回はエンディングの書き方なのですが、最後

の締めであり読後の余韻を決定付けるだけに、

とても重要な話です。


とくに、文章力には自信があるという方は、留意

してください。



エンディングに必要な要素は、爽やかさです。


それ以前の大きな事件や出来事が解決してホッ

とする場面でもありますから、クドクドといろいろ

書き連ねるのはやめておきましょう。


この二人はこれからどうなるのかな、と読者が想

像する楽しみを奪ってしまうようなクドクド記述は

絶対にいけません。


物語を読み終えた読者は、以後のストーリーを想

像することで作品への創作参加をしたがっている

のです。



たとえば、、、


恋愛小説のエンディングでは、プロポーズのシーン

をあえて描かずに、きっと一緒になるんだろうね、と

いうところで止めてしまう。


いやいや、男のほうは青年海外協力隊に参加する

し、女性はアメリカへ留学すると言っているのだから

結婚には至らないのかも、と読者に想像させること

が大切なのであって、想像の余地のない結末は、む

しろ何の余韻も残りません。



エンディングでは書きすぎに注意。


物語を爽やかなうちに終了させましょう。

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優れた小説作品というのは、読む際にあたかも

情景が目に浮かぶ感覚を受けるものです。


そういう即品を書くにはどうしたらよいのか。


その方法をお伝えしましょう。




読書をするより、たくさんの映画を鑑賞してくだ

さい。できれば、特定のジャンルに偏ることなく

いろんなジャンルを見てください。


いろんな映画の場面がストックとしてあなたの

脳にインプットしておく必要があるからです。




原稿用紙にいきなり文章を書いてはいけません。


あなたが書こうとしている場面を、映画監督になっ

たつもりで映像化してから書かなくてはならなてい

のです。


人物を動かし、セリフを述べさせ、背景の風景や

気候にいたるまで、鮮明な映画を先に創ります。


映画のように可視化してから描いた文章だから

こそ、読む人も可視化できるわけです。


文章を文章としか捉えていない作品からは。決し

て情景が浮かぶことなどありません。