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小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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いかに短編であろうとも、執筆開始から完成まで

には何日も必要です。


しかし、忙しかったり疲れていたりしますと、つい

つい翌日送りにしてしまい、それが数日続いて、

最初の高かったモチベーションがどこかへ消えて

しまうということが度々起こります。


あなたにもそういう経験はありませんか。




とはいえ、執筆買い指示の意気込みをずっと維持

していくのは容易ではありません。


が、毎日少しでも原稿用紙と向かい合う気持ちを

維持する方法ならば存在します。




それは、


キリのいいところで書き終えないことです。


たとえば、


第何章まで今日中に書き上げたい、という気持ちは

わかるのですが、あえて数行を書き残したところで

明日に回します。


すると、明日は章を完成させるための書きたい気持

ちが強く残っていますから、原稿用紙と向き合う億劫

さはありません。


そして、わずかな分量しか書いていませんから余力が

あり、次章の冒頭部分をも手掛けられるのです。


もちろん、次章でもキリのいいところで終えるのではな

く、途中であえてやめておく。


行の途中だってかまいません。




原稿用紙と向かい合う億劫さを常々感じている人は、

この方法を試してみてください。


書くべきことがわかっているのですから、すぐに熱中

できて、億劫さなんて吹っ飛びますよ。

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いきなりストーリーを進めるべし、というのは前回の

記事にて解説いたしました。


が、欲をいえば、動きのある「動」の場面からスター

トしたほうが読者による作品へののめり込みガ強く

なります。


反対に、「静」な場面から入りますと、読者は面白さ

を感じるまでに時間を要して、途中で読むのをやめ

てしまう可能性が生じるのです。




冒頭にて読者の意識をわしづかみにできるか否か。


これがそのまま商業価値としての評価になりますの

で、とくに出版社系の文学賞に応募する作品では、

必須の条件でしょうね。




小説カレッジでは、こんなことは当たり前に書くよう

に指導しております。


また、文学賞突破マニュアルにおいても、たくさん

の例文を用いて解説しておりますから、プロ作家に

なりたい人は、ぜひ受講をご検討くださいませ。

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今回は、冒頭書き出しの部分について解説いた

します。


該当する方は、この記事を参考にして、即座に改

めてくださいね。




原稿の一行目に何を書くべきか。


そう問われたなら、迷うことなくストーリーの開始と

答えてください。


アマチュア作家で数多い間違いは、なかなかストー

リーが始まらずに読者をイライラさせること。


とくに多いのは、主人公の現在置かれている状況

を説明する文章が延々と続き、いつストーリーが始

まるのか、といった冒頭ですね。


こういう書き方をする理由はよくわかります。


最初に克明な状況説明をしておかないと読者に

内容を理解してもらえないのではないか、と考える

からですよね。




しかし、それはとんでもない誤解なのです。


状況が複雑であればあるほど冒頭の解説文が長大

なものとなりますから、一度読んだだけですべてを覚

られる読者なんて存在しないのです。




では、どうやって読者へ状況を伝えるのかというと、

ストーリーが進行する中で、誰かとの会話文だとか

行動にて伝えるようにします。


たとえば、こんな感じです。


会社からの帰り道に自宅からほど近い八百屋さんへ

寄った。スーパー全盛期の時代なのに、昔懐かしい

雰囲気が漂っている。

「咲子ちゃん、会社の帰りなのかい?」

声を掛けてきたのは、八百屋の女将さんだった。

「咲子ちゃんも大変だね。まだ保育園の洋平ちゃんの

世話と会社勤めだなんて、、、。真治さんの事故が私

にとっても憎らしいよ」

「せめて、相手の運転手が交通事故の保険を掛けて

くれてたらよかったのですが」

「いくらも貰えなかったのかい?}

「ええ、かろうじて葬儀を出せただけでした」




詳細な描写は長くなるので省略しましたが、女将さん

と八百屋の店内描写を普通は加えます。


が、肝心なのはそこではなく、二人の会話から主人公

の置かれている状況がかなり詳しくわかる点です。


夫が交通事故で亡くなり、保険金がわずかであったこと。

保育園児の洋平という子供がいること。

母子家庭で、主人公が勤務に家事と育児をしていること。


これらの情報を解説文にしますと、多分覚えられません

し、主人公への感情移入にも至りません。


わずかでもストーリーを進めているからこそ、状況が

スムーズに読み取れて、主人公への感情移入もたや

すくなるのです。




これからは冒頭で解説文を長々と提示するのではなく、

始まったストーリーの中で自然に提示していきましょう。


先に解説しないと読者にはわからない、というのは作者

のとんでもない誤解なのです。