箕輪町役場周辺のゼロカーボン事業を推進していきます。 | 白鳥まさのりのブログ

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箕輪町の「2050ゼロカーボンみのわ推進プロジェクト」の主要事業である箕輪町役場周辺事業が始まります。
 
 
箕輪町では、令和4年7月のゼロカーボン宣言以降、環境省の再エネ推進交付金、重点加速化事業などの採択を受け、公共施設や事業所、家庭のCO2排出量削減を目指す取り組みを行ってきています。
その中でも、これから始まる役場周辺の事業を町全体の取り組みを先導するリーディング事業と位置づけ検討してきました。
 
本日からいよいよ具体的に事業が始まります。

保健センターで行っていた健康診断も交流センターや木下保育園で行う予定。

町民の皆様、職員にも1年間協力をいただくことになります。
完成は来年3月末。
ゼロカーボンに取り組む箕輪町の意気込みを示していきます。
 
 
事業内容ですが、
北側駐車場へソーラーカーポートを整備、公用車のEV化を行い公用車から電力を役場庁舎等へ供給するV2Xシステム、敷地内にある施設間を自営線で結ぶマイクログリッドの構築など、公共施設であまり取り組んでこなかったモデル事業を行うものです。
先日、県の環境部も皆さんに説明をしましたが、高評価をいただきました。
 

カーポートはおよそ100台分の広さ、施設の屋根に太陽光パネルを設置。
各施設を送電線でつなぎ、発電した電力を供給する計画。
発電量は年間で43万kWh、5つの施設で使う電力の約50%を賄う予定。
年間の二酸化炭素削減量は107トンを見込んでいます。
公用車を電気自動車へ転換、充電器の設置、電気自動車の電力を役場庁舎へ供給できるシステムを導入します。

 

 

庁舎北側駐車場。ソーラーカーポート設置個所。

長年の懸案であった舗装改良、雨水排水工事も予定。

 

先日の安全祈願祭の光景。(伊那CATVから借用)