能登半島地震で建物被害の大きかった羽咋市に長野県チームが支援を行っています。
先週、箕輪町職員も災害廃棄物の収集箇所で分別作業等に従事、3人が帰庁しました。
〇羽咋市(はくいし)
能登半島の西の付け根に位置する。
知里浜の砂浜道路が有名。
棚田の広がる田園風景も魅力。
人口 19200人
能登半島地震では震度5強の被災。
今回は、長野県チームの一員として佐久・上伊那チームが派遣。
2月16日から22日までの任務で、それ程気温は低くなかったものの雨模様の日もあり激務の1週間であったと。
羽咋市内は、全壊家屋は少ないが半壊などの家屋は2000世帯あり。
災害廃棄物は、すべて羽咋運動公園駐車場に持ち込まれることに。
敷地は、約5000㎡の広さ、アスファルト舗装。
搬入後、分別、重機などでコンテナへ積み込み、トラックで運搬していく。
持ち込みは、プラ・粗大ごみ、家電、布団、木くず、金属くずなど。
派遣職員は、搬入、積み下ろし、分別支援の業務に従事したとのこと。
派遣職員からは、
・長野県チームと藤岡市で担当。
・搬入は、最大で一日330台。
・搬入場所は、舗装された場所がいい。
・分別の徹底が難しい。
・搬入できない生活ごみなども持ち込まれた。
・住宅の倒壊により置き場の亡くなった使える家具も多かった。
・土日は搬入が多く、てんてこ舞い。
(感想)
・災害廃棄物の収集は大きな課題。
・建物被害も土砂災害などの場合は、土砂や流木の搬出となる。
・町内には適地が少ない。
・搬入場所の指定は難しい。
・箕輪町からは、現在給水車が七尾市へ派遣中。
来週、輪島市へ避難所運営支援に派遣予定。
出来うる限りの支援を。
(派遣職員から搬入の様子や課題について報告がありました。)