箕輪町議会初議会 | 白鳥まさのりのブログ

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11日、箕輪町議会議員選挙後初の町議会臨時会が開かれました。

 

今議会は、議会構成等を決める人事議会。

議長には、荻原省三さん、副議長には、入杉百合子さんが選ばれました。

2年間、ご苦労様でございます。

 

 

今回の選挙では、初当選が7人。

女性が5人当選、平均年齢も大きく若返りました。

私は、選挙の持つ意味を誰よりも知っているつもりです。

主権者の意思が選挙に反映されたと言っていいからです。

 

どんな議会構成になるか、議員さん以上に執行部も注目の一日でした。

私自身も身構えている感がありました。

具体的な審議は6月定例会からですが、新しい風を感じる一日でした。

 

 

私からは、当選のお祝いと現下の課題認識を含めてごあいさつを申し上げました。

 

●あいさつ文

お早うございます。

町長の白鳥でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

議長のご了承をいただきましたので一言ごあいさつを申し上げます。

議員各位におかれましては、去る4月18日告示、23日投開票の箕輪町議会議員選挙におかれまして、ご当選まことにおめでとうございます。当選の栄に浴せられましたことに、心からお祝い申し上げます。    

今後、4年間に渡りまして、町民の皆様の代表として、町の発展と住民福祉の向上にご活躍されることを願うものでございます。

私自身も、昨年の11月29日に3期目の町政運営をスタートし、5か月が経過したところでございます。新たに選任をされた議員の皆様からご意見、ご提言をいただき、町民の皆様の期待に応えてまいりたいと考えております。

現在、箕輪町は、「箕輪町第5次振興計画後期計画」に基づき「箕輪チャレンジ事業」を中心に、人口減少への歯止めをかけることに主眼を置きながら行政を進めております。今後も人口規模の維持を目標としますが、たとえ人口減少や少子・高齢化が進む中にあっても、地域の活力を維持し、防災、交通、医療、福祉、産業、教育などの基盤が確保された安全で安心して心豊かに暮らせるまちづくりを目指してまいります。

中でも、喫緊の課題であります少子化を克服に資する事業とともに、時代のニーズを捉え未来を拓く事業としてデジタル化への対応、ゼロカーボンの実現に向けた取り組み、SDGsの理念を導入した取り組み、併せて、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据えた地域づくりなどをさらに加速していく必要があります。

また、この5月8日から、この3年間私たちを苦しめ続けてきた新型コロナウイルス感染症が感染症法上、「5類」に位置づけられました。この間、町民の皆さん、事業所の皆さんの日常生活、社会経済活動など全ての分野で大きな影響を受けてまいりました。今後は、5類移行に伴う感染症対策、円安や世界経済の動きによりエネルギーや食料品等の物価高騰の影響を受けた皆様への支援策、併せてアフタコロナの取組みを進めていく必要がございます。

なお、今回の町議会議員選挙において、全国的な課題ではありますが、投票率が51.30%、前々回比15.94%減という結果でありました。この結果については、私自身も、政治や行政を預かる一人として、大変残念な結果であり危機感すら感じております。町政や選挙に対する関心の低さの原因として、町政情報が町民の皆様に十分に届いていないのではないか、若者や女性の声、生活者の声を反映した行政が出来ていないのではないか、反省、検証の上、改革をしていく必要を感じています。執行部としても、町行政への理解と信頼が高まるよう鋭意取り組んでまいります。

以上簡単ではありますが、議員の皆様のご当選を改めてお祝い申し上げるとともに、現下の課題認識の一端を述べさせていただきました。

町執行部と町議会が力を合わせて、まちづくりに取り組むことをお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。