伊那CATVで放送講座「庶民のご馳走くるみ餅」が放送されています。
箕輪町郷土博物館では伊那ケーブルテレビジョンと協力して毎年放送講座を制作しています。
今年は、第3弾、箕輪の郷土食「くるみ餅」が取り上げられました。
かつては、どこの家でもご馳走として作られていましたが、手間がかかることから今ではあまり作られてなくなってしまいました。
放送では、くるみ餅と五平餅の調理方法、くるみの採集から実を取り出すまでの一連に流れを知ることが出来ます。昔の農家の生活を垣間見ることが。
5月中に放送が何回かあるようです。
昔の生活を思い出しました。
ぜひご覧あれ。
昭和30年頃までは、多くの家庭が自給自足。
質素な生活の中でご馳走のくるみ餅。
くるみは大切な栄養源。加工に手間がかかる。
甘いものが少なかった時代にこってり甘い食べ物は子どもたちの憧れだったと。
放送では、調理方法がわかります。
くるみ餅の材料
クルミ 100g
砂糖 200g
塩 小さじ1
水 100CC
切り餅 10個
五平餅の材料
うるち米 4合
もち米 1合
山椒 100g
クルミ 300g
みそ 300g
砂糖 200g
酒 大さじ4
竹串 20本
五平餅は、お祭りや収穫祝いの時に作られた。
箕輪では串団子型が多い。くるみみそだれ。
我が家では、子どもの日に山椒みそで。
くるみ餅 特別な甘みが。
お正月など特別な時に食べられてきた郷土食。